くもり止めコーティング加工に傷を……
先日、洗面台の鏡を掃除していたら、小さなシミ汚れを発見。
普通のスポンジでゴシゴシしても取れないので、ついそばにあったメラミンスポンジでこすってみました。
ん?あれ?なんだか鏡の表面に傷が?
あ!これは……もしかして、やっちまったかな!?

そうなんです。リクシル洗面台の鏡には、くもり止めコーティング加工がされています。そのため、固いものでこすったりするのは厳禁。なのに、メラミンスポンジでこすってしまったのです。ああ~
私のように「お掃除にはメラミンスポンジ万能!」と思っている方、どうぞご注意ください……。
コンパウンドでさらに悪化……
鏡の傷は、反射によって2倍に見えるので、ちょっとの傷でも目立つ!
傷の範囲は、幅1cm×縦3cmほど。
夫に「やっちゃった(泣)!」と話したところ、「これを使ったらどうだろ?」と、車補修用のコンパウンドパウダーで磨いてみてくれました。
すると今度は、傷のまわりが白いモヤのようになってしまいました!
おまけに範囲が4cm四方ほどに拡大!
リクシルのサポートセンターに電話すると、鏡1枚交換するとなると、部品代が税別で16,000円ほど。さらに、出張作業料が別途かかるとのお話でした。ガーン。

くもり止めコートの樹脂をすべて剥がす?
あわててネットでググってみると、私と同じパターンの人が何人も……。
洗面台の取説もひっぱり出して確認すると、やはり注意書きがありました。(そりゃ、読んでない私が悪いんですが……うう)
ネット情報によると、表面の樹脂コーティングはごく薄いフィルムのようになっていて、スクレーパーでこすり取れば、単なるガラス鏡になるとのこと。
しかし、白くくもった箇所は約4cm四方のみ。「コーティング全部剥がし」は大ごとですし、失敗もコワい。
なんとか目立たないようにできないかと、ダメ元で他の方法を試してみました。
塗って試したもの
まずは、車のフロントガラスに塗る撥水剤を塗ってみました。雨粒をはじくヤツですね。
商品名はレインX。しかし……効果は感じられずイマイチという結果に。
ホームセンターで買ったシリコンスプレーも、イマイチ。
ちょっとマシ、というのが、KURE556(クレ556)という潤滑油スプレーでした。傷のところに少量、シュッとやって伸ばすと……ぱっと見は傷が目立たなくなりました。
オイルですので、拭き取るとまた元通りなんですが……来客時など、「ちょっと目立たなくしたい」というレベルなら、いいかも、という感じです。
(注意!)
ただし、製造元の呉工業株式会社公式サイトでは、以下のように記載がありました。
Q.ゴム、プラスチック、樹脂への使用は可能でしょうか。
A.劣化や変色の恐れがあるため、金属以外のものへはお使いにならないでください。
ということは、鏡表面の樹脂コーティングに、何らかの影響がある可能性も……。
ですので、試す場合は自己責任でお願いします。
我が家の鏡で、何か変化があるようなら追って記事にするつもりです。