個室のススメ~夫婦それぞれの部屋を作ってみたら…イビキも気にならずメリット大でした

間取りのヒント

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個室にした最大の理由はイビキ!

我が家では、私も夫もそれぞれの個室を持っています。

その最も大きな理由は、夫のいびきでした。いびきがかなり大きいので、私は全然安眠できない!でも、寝ている間のことだから、夫本人には悪気もないし、どうすることもできません。

というわけで、新築のプランを作る時には「狭くてもいいから、それぞれの部屋を作りたい」とお願いしました。

部屋が一緒のほうが、スペースは節約できます。でも、ぐっすり眠るためにはこれしかない、と個室を選択したのです。

それぞれ4.5畳程度の広さしかないので、シングルベッドを1台置けばほぼいっぱいになってしまうくらいですが、私は逆に「寝るところさえあればいい」と割り切っていました。日中過ごすリビングのほうに余裕をとろうと思ったのです。

イビキはかすかに聞こえるが…適度な距離感

おかげで、今はいびきに悩まされず、静かに眠れるようになりました。

夫の部屋は隣にあるので、いびきはまだ少し聞こえます。でも、そのくらいのほうが、気配がわかるのでちょうどいいと思います。

部屋の位置を遠くし過ぎると、もし夜中に体調を崩したりして、助けを呼びたいときに困りますよね。呼べば聞こえるとか、壁をノックすれば気づく、という距離感にしておくのがいいんじゃないでしょうか。

生活時間の違いに対応できる

いびきの件以外に、個室にしてよかったことがあります。それは、生活時間の違いに対応できるということ。

夫は早寝早起きタイプ。北海道の夏は夜明けが早いので、夫は夏場になると朝の4時~5時から起きだして、出勤前にちょっと運動したり、庭仕事をしたりします。

いっぽう私は、夜はゆっくりお風呂に入って、その後TVを見たり本を読んだり、眠りにつくのが1時近くになることも…。朝もできるだけ時間ギリギリまで寝ていたい…。

夜更かしして読書しても気兼ねいらず

今は寝起きする時間が違っても気兼ねがいらず、助かってます。

感染症の流行時にも安心

また、コロナウィルスやインフルエンザなど、感染症の流行時にも、部屋が別なのは安心です。もし一方が感染してしまっても、距離をとることができますからね。

コロナウィルスといえば、リモートワークになった時に、自分の部屋で仕事できるのもよかったです。オンライン会議の時など、リビングだと家事をする音やテレビの音が入ったり、家族が映り込んだり…が気になりますよね。個室ならその心配もありません。

個々のスペースを確保できる工夫を

部屋を分けるとコミュニケーションが心配、というご家庭もあるでしょう。ただ、それぞれのスペースを確保することのメリットは大きいです。

同じ部屋であっても、ロールスクリーンなど簡易間仕切りをうまく使うとか、あとあと壁を作って仕切ることも可能なプランとか(子供部屋なんかでは、そういう間取りを見かけますよね)、そんな工夫もできるといいんじゃないでしょうか。