家づくり、土地を先に買うのはNG?

考える女性 家づくりの知恵

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先に土地を買ってしまったけれど…

家づくり、どこに建てるかが決まっていない場合、「まず土地をどうするか」と考える人がほとんどではないでしょうか。

私たちの場合、土地は現金購入する予定だったこともあり、先に土地だけ買ってしまいました。でも今振り返ってみて、家づくりのパートナー業者をその前に決めておくべきだった、と思っています。

家を建てるには、予算として土地代と家本体の建築費用、さらには諸経費がかかります。

では土地以外に、いったいどの程度の費用がかかるのでしょう?家本体の建築費用や諸経費を把握していないと、土地に使える金額を決められません。

立地が気に入ったから、と土地だけ買ってしまうと、あとで「えっ、予算が足りない!」となる可能性があります。ですから、家本体がいくらになるか、プロに見積を作ってもらう必要があるのです。

ペンとノート

土地選びにもプロのアドバイスが必要

家づくりには土地の状況が大きく関わります。建ぺい率によっては、希望の広さの家が建てられないかも…。平屋を建てたいならとくに注意が必要ですね。また、好みの間取りに適した土地かどうか、素人には判断がしにくいのです。

よく「南に道路のある土地は、日当たりがよくて人気ですよ」と言われます。しかし南道路の土地だと、リビングや庭はどうしても道路に面する形になります。

角地の家

プライベート感のある庭がほしい人や、暑い日にはパンツ一丁でくつろぎたいダンナ様がいたらどうでしょう?フェンスや垣根がなければ、通行人から丸見えになりかねません。

洗濯物の外干しも、目立つのはイヤという人もいますよね。そういう場合は、北道路の土地のほうが向いているかもしれません。

また土地によっては、家そのもののほかに土留めや配管関係など、余計なお金がかかる可能性があります。そうした見きわめはやはり、プロでないと難しいです。

よさげな土地が見つかった時、その土地で大丈夫かどうか、しっかり見てくれる存在がいたら、どんなに心強いことでしょう。プロがいてくれれば、さまざまな視点からアドバイスをくれるはずです。

 

 

まずは家づくりのパートナーを

だから家づくりを考えるなら、土地より先に、信頼できるハウスメーカーや設計士、工務店をさがすことをおすすめします。

私たちは、土地を買うなら不動産屋さん!と独自に動いてしまいましたが、ハウスメーカーからでも、ちゃんと土地情報は得られますから、大丈夫ですよ!

「〇坪くらいの家を、このくらいの予算で建てたい」「こんな暮らしができる家を建てたい」ということを伝えて、「土地探しから手伝っていただけませんか?」とお願いすればよいのです。

私たちは、土地が決まらないとプランが作れないものと思い込んでいました。もちろん、実際の土地があったほうが話が早いのは確かですが、必ずしも土地がなくても、おおよそのプラン作りは可能です。

ただ、あまりたくさんの業者に声をかけてしまうと、あとでお断りするのが大変です。ある程度詳しいプランをお願いするなら、できるだけ数を絞ることをおすすめします。

「じゃ、業者選びに住宅展示場へGO!」…ちょっと待ってください、住宅展示場に行く前に必ずやっておくべきことがあります。それはまた次回に。