鬼滅の刃・無限城編!
先日、札幌で「鬼滅の刃 無限城編」を見てきました。
夏の休日、館内は家族連れや若い人たちでごった返していました。そんななか、アラ還世代の私は一人で参戦。
私、映画は結構一人で見に行きます。もちろん、友人と一緒に行くこともあるんですが、一人ぼっちでもあまり気になりません。映画が終わった後、気ままにあちこち寄り道するのも好きなので。
無限城を大画面で
鬼滅の刃は、TVアニメも欠かさず見ています。最初は、「子供向けでしょ?」と思っていたのですが、実際見てみるとテーマが深いというか……登場人物の台詞が印象的なことも多く、すっかりはまってしまいました。
今作は、舞台となる無限城の奥行き感を劇場で見てみたい!と思ったので、封切り間もなく劇場に足を運んだのでした。
鬼滅の刃だけに限りませんが、最近のアニメは絵の質が高くて、キレイですよね。しみじみ見とれることもあります。大画面ならなおさら、美しさが際立ちます。
上映時間長め、たたみかけるように見せ場
内容については、ネタバレを避けるため多くを語りませんが……見応えがありました。画面が大きいので、流血シーンの苦手な私はちょっと怖かったですけどね。暴力的なシーンも多く、「PG12指定(Parental Guidance:12歳未満は保護者の助言や指導が必要)」とされているのも、なるほど、って感じです。

その他の感想として、今回、上映時間が長めでした。上映時間155分、しかも上映前に20分ほどのCMがあるので、3時間は座りっぱなし。なかなかの長丁場です。
映画は見せ場の連続で、次から次へとたたみかけるように展開するので、ハラハラドキドキの連続。面白いけれども気力・体力が要りますね。
私の周囲には子連れ家族が多かったのですが、途中で小学校低学年くらいの子供たちのささやきが聞こえてきました。
「ねえ、何時に終わるの?」
「あと何分くらい?」
戦闘シーンではなく、静かな回想シーンなんかの時に、小声で親御さんに聞いているんです。小さい子には、さすがにちょっと長かったかな?
そして、途中でトイレに向かったらしい親子連れの姿もちらほら。実は私もトイレが心配で、上映前は大好きなコーヒーも控えましたけど(恥)。
年を重ねるほど刺さる台詞
鬼滅の刃の面白さは、年を重ねるほどしみじみ沁みてくるのでは?という気がします。今回も、途中ウルッとくる台詞がいくつもありました。
今回の私のベストはこれ↓でした。
「好きな人や大切な人は漠然と 明日も明後日も生きてる気がする それはただの願望でしかなくて 絶対だよと約束されたものではないのに」
アラ還ともなるとね……これが本当に実感としてわかるんですよね……。
好きな人や大切な人だけじゃないです。自分自身だって、いつまで元気でいられるかわからない。だから、やりたいことは「いつか」なんて思わずにやったほうがいいな!と思うこの頃です。
というわけで、ストリートピアノにも行ってきましたので、続きます……。