ストリートピアノを弾く時の“マイルール”

ピアノ 暮らしノート

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ストリートピアノ、好き?嫌い?

ピアノを趣味にしている私、ストリートピアノを時々弾きにいきます。

私が弾くのは主にJ-POP。すでに懐メロ化している?80年代の曲がメインですが、たまには米津玄師さんとかヒゲダンとか、最近の曲も弾きます。時には拍手をいただけることもあって、うれしいです。

ストリートピアノって、私自身は弾くだけでなく聞くのも好きです。でも、ネットを見ると賛否両論ありますし、場所によっては撤去されてしまったところもちらほら……。

同じ人が延々と長時間独占しているとか、演奏というより「練習」をしているとか、乱暴にガチャガチャ弾いているとか……確かに、そんな状態では苦情が出るのもわかる気がします。

つい先日、ストピ設置フードコート運営者が投稿したX「練習は家でしてください」をめぐって、話題になっていましたね。

「自由に弾いてOK」というストリートピアノにも、やはり一定の条件というか、暗黙の了解というべきものが存在する、ということじゃないでしょうか。

ストリートピアノの良さとは

ストリートピアノの良さって、私は「一期一会」的なところにあると思います。

たまたま通りかかった場所で。
たまたま誰かが弾いていて。
それがたまたま、自分の思い出の曲で……とか。

あるいは、通りすがりの名前も知らない人が、とても情感のこもった美しいメロディを奏でているとしましょう。

この人は長くピアノを学んできたのだろうか、
この曲にどんな想いがあるのだろうか、と、
ふと耳を傾けてしまいます。

ふだんならおそらく、互いに目を合わせることもなく通り過ぎるであろう人。その人の人生に思いをはせてしまう、そんな出会いが、ストリートピアノにはあると思うのです。

耳慣れた曲でも、思わぬ素敵なアレンジで演奏されていて、魅了されることがあります。眼福、ならぬ耳福?そんな日は、幸せな気持ちで過ごせます。

だからこそ、自分が弾くときは、たまたま聞いてくださった方に気持ちよく聞いていただけるよう、気をつけていることがあります。自分なりの、マイルールです。

ストリートピアノ利用時のマイルール

ピアノ設置場所のルールに従う

ストリートピアノの設置場所には、たいがい注意書きが掲示されています。

演奏時間は○分以内で、とか、勝手にピアノのフタを開けないでとか、音量にご配慮ください、とか。

まずはそれをきちんと読んで、従うようにします。それは利用する際の基本だと思います。

私はだいたい一人で弾きにいき、スマホで動画を撮ることもないですが、撮影の可否なども場所によってルールがあるので、注意が必要でしょう。

手をきれいに、ピアノの扱いはていねいに

私はピアノを弾く前に、近くのお手洗いで手を洗います。近くに消毒用アルコールが置かれていたこともありますが、ピアノの鍵盤にはよろしくないと聞いたので、使わないようにしています。(使う場合はしっかり乾かしてから、が良いそうです)

弾くときはいつも、優しく弾くように心がけています。

街のピアノはみんなのもの。“今日は私も弾かせていただきます”という気持ちで利用しています。

また、ピアノの上に鞄などモノを置かなくてすむよう、当日は持ち物も少なくしています。

私は「今日はピアノ弾きに行く」という時は、小さめのボディバッグやサコッシュバッグを持っていき、体にかけたまま弾きます。多少弾きにくいですが、弾くのはせいぜい数分ですので、さほど問題はありません。

それに、弾いている時には荷物が無防備になるので、防犯という意味合いもあります。

ひとりで独占しない

ストリートピアノは、ほとんどの場所で、演奏時間の目安が決まっています。ずっと一人で独占するのはマナー違反。引き続けてもせいぜい10分ほどで、いったん席を立ってみるのがいいでしょう。譲り合いが大切ですからね。

誰も待っていないから……と思っても、遠巻きに「空いたら弾きたいな……」という人がいる可能性があります。(私も最初はそうでした(^^;)

それに、ストリートピアノって、さらっと弾いて去っていく……のが、粋というか、カッコよかったりしますし。

弾く曲・音量は、その場の雰囲気に合わせて

ストリートピアノって、何を弾くか、が結構重要だと思います。ですので、その場にいる人たちの共感を得られるような曲選びを心がけています。年齢層はもちろん、ただ通過する人が多いのか、一定時間とどまって、休憩しているのか、などです。

ゆっくりくつろいでいるところなら、激しい曲は邪魔かもしれないので、BGMとして聞きやすい曲にします。

年配の方が多いところでは、懐かしい曲を選びます。子供や若い人が多ければ、アニメの主題歌やCM曲など……何かしら、コミュニケーションのきっかけになるような曲を選ぶようにしています。

個人的なこだわり…暗譜

そして、私の個人的なこだわりは、「暗譜で弾く」こと。その理由は、暗譜できるくらい、弾きこんでいるから、です。

ストリートピアノを弾くのは、思った以上に緊張します。ふだんなら弾けていても、緊張で間違えることもしばしば。だからこそ、弾き慣れていてミスの少ない曲でトライしようと思っています。

それに、私はその場の雰囲気で曲を選ぶので、楽譜をどっさり持っていくわけにもいきませんし……。頭の中に入っている曲の中から、その日最善の曲を選ぶようにしています。聞いていた方が喜んでくださって、拍手やコメントをいただけると、励みになります。

思いやりをもって利用したい

「下手な人が弾くのは迷惑」という意見を目にしたこともありますが、ストリートピアノは本来誰が触ってもいいもののはず。ガンガンうるさくない限り、短時間ポロンポロン鳴らすくらいは、私は許容範囲だと思います。

小さな子や、シニアの方がそうやって弾いているのを見たことがありますが、なんだかほっこりしました。

ストリートピアノが受け入れられるかどうかって、結局のところ他者への思いやり、想像力の問題ではないかなぁ……。

その場に居合わせた人たちが快適な時間を過ごせるかどうか。そこを想像しながら折り合いをつけていけるといいですね。