2022年1月、北海道での大雪

雪の中の木 外まわり

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記録的大雪!

ここのところ、ブログ更新が滞っていました。その理由は…大雪です!

雪に慣れている北海道でも、大混乱に陥るほどの記録的大雪に見舞われました。

飛行機も欠航、JR北海道は数日に渡って運休、道路では車やバスが埋まって立ち往生。

停電になった地域もあったようです。

雪道と除雪車

我が家の住む地域でも、数十センチの積雪が連日続いたものですから、もう疲労困憊…。記録のために、ここ数日の様子を書いてみます。

大雪の日の様子

大雪警報の出た日、私は仕事でした。

たった数時間の雪で、駐車場に止めた車が雪だるまに!

車の周りには、雪が20cm以上吹き溜まっていました。このままでは発進できない…。

トランクにミニスコップを積んでいたので、それでどうにかタイヤ周りを雪かきして、車を出すことができました。

JRが運休だったため、家族を車で迎えに行くなど大忙し…ようやく帰宅したと思ったら、今度は家の周りを雪かきです。

食事して入浴し、やっと眠りについたのは夜中の1時過ぎでした。

雪の中の木

雪は、夜通し降り続きました。でも雪は雨と違って音がしないので、どのくらい降ったかは、朝カーテンを開けるまでわかりません。朝はカーテンを開けるのが怖かった…。

案の定…ざっと30cmはあろうかという積雪。昨夜一度雪かきしたにも関わらず…です。

早朝からまた雪かきとは…ゲンナリ…。

ゴミを出しに行ったら、ゴミ置き場も雪ですっぽり埋もれていました。

ちょうど近所の方が、スコップを手にやってきて、ゴミ置き場を掘り出してくれました。感謝…!

ゴミ置き場

ゴミ収集車がやってきたのも、いつもより数時間遅れていました。収集作業も、さぞ大変だったことでしょう。

ドカ雪はこれまでにもありましたが、それが何日も続くというのは珍しい…。しかも湿った重たい雪です。これもやっぱり地球温暖化の影響なんでしょうか…。

我が家の庭が雪山に

除雪といえば、我が家の場合は切妻屋根なので、屋根からの落雪分も除雪せねばなりません。

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一日に何度も雪かきですから、雪捨て場にしている庭がすっかり雪で埋まり、山のようになりました。

てっぺんは、地面から2.5mはあろうかという高さです。

このままでは雪を捨てるところがなくなるので、スペースを作らねばなりません。

そこで、「雪踏み」という作業が必要になってきます。

雪踏み

雪は空気を含んでいるので、足で踏むとぎゅっと圧縮されます。雪を踏み固めて、カサを減らし、かつ歩きやすくするのです。

やり方は、捨てた雪の上を、ひたすら長靴で踏んでいくだけ。

ただし、不注意に踏みつけると、ズボッと足がはまってしまいます。

長靴の上に脚絆(「きゃはん」、雪よけ足カバーのこと)をしておけば、埋まった時に靴に雪が入り込むのを防げます。

また、埋まって抜け出せなくなるのを防ぐため、支えになるスコップなどを持って行うのがコツです。

(それでもよく埋まるんですが…何も持っていないと、本当に動きがとれなくなりますので注意!)

雪かき用品
除雪道具を支えにして雪を踏む

子供に雪山で遊んでもらうと、あっというまに踏み固まります。我が家でも子供が小さい頃は、雪山で転げ回ってもらいました。

ただしそういうときは、安全への配慮をお忘れなく。

深い雪に埋まってしまったり、落雪の恐れのある屋根の下で遊んだりすると、命に関わります。小さいお子さんを雪遊びさせる時は、気をつけてくださいね!

雪の始末は大変

我が家が土地を買うとき、夫が「少なくとも100坪!」と言ったのは、趣味の家庭菜園をするためだけでなく、冬の雪捨てスペースも考えていたからです。

積雪地では、雪の処理をめぐって、ご近所トラブルになることも珍しくありませんから…。

マイホームを無落雪屋根にしたとしても、玄関前や駐車スペースの除雪は必要です。雪をどこに捨てるか、どうやって運ぶかまで考えてプランすることを忘れずに…。