ブログ5周年の節目に
コロナ禍まっただなかの2020年7月7日にスタートしたこのブログ、丸5年を迎えました。細々と更新を続けて、記事数は約500。なんとか継続しております。
あれから、もう5年かぁ……。マスクや消毒用アルコールが足りない、感染したらどうしようと大騒ぎしていた日々が、今となっては遠く感じられます。
そして2025年。7月5日に大災害?大津波?という予言で日本中、いや海外でも話題になっておりましたが……。とりあえず、5日に大津波が来なかったことに安堵しております。
もちろん、例の予知夢を見た漫画家さんは「2025年7月に大災難」と言っておられますので、まだ油断はできませんが。災害大国日本、予言の日付にかかわらず、災害への備えは必要なわけでして。トカラ列島の群発地震も心配です……。
「今、この瞬間」を生きることしかできないから
予言のニュースが話題になりはじめた頃、私も不安を感じていました。
「7月5日までに少しでも備蓄をしないと!」
「当日はパートのシフトをどうしよう!? 」
「前日から地盤のよい高地へ旅行に行こうか!?」とか。
でも結局、どこにも行くことなく、普段通り家にいて、いつも通りの家事をこなし、ピアノの練習をして過ごしたのでした。
だって、どんなに未来が不安でも、私たちは、「今、この瞬間」を生きることしかできないのですから。
そんなわけで、7月4日の夜には、「どんな未来が待っていようとも、”明日”は明日にならないと経験できないしなぁ」と開き直っていました。(もちろん、備蓄品や防災用品のチェックなど備えはしましたが)
ちなみに私の家族は、「予言」騒ぎにも動じず、落ち着いていました。そのせいで、私が暴走(?)することもなかったのかも。
平凡な日々こそ、かけがえのないもの
思えば、東日本大震災のあった2011年。あの3.11の直前、私がしていたことを、当時の日記を見返してみました。
例えば……。
3/5 母と口ゲンカ
3/8 図書館で本を借りて読書
3/9 甥っ子へのプレゼント購入
3/10 英会話のレッスンへ、その後友人とランチ。スーパーで買い物して帰宅。
……なんと平凡な日々でしょう。
そのすぐ後、3/11には、未曾有の大災害を目の当たりにすることになるとは、思ってもみませんでした。
おそらく、当時被災地にお住まいの方々の多くも、私と同じように、平凡な毎日を送られていたはずです。
災害に限らず、事故や病気で、何気ない日常が、そして「当然ある」と思っていた未来が一変することはあり得る……。
だからこそ、私たちは手にしている“この瞬間”を、大切にしなければならないのですよね。
このブログを続けているのも、そんな当たり前の暮らしの歩みを残すため……5年を経過した今、私はそう思っています。
ブログを訪問してくださった方、私のささやかな日記ブログにおつきあいいただき、感謝です。ありがとうございます。皆様の毎日が、どうか幸せなものでありますように。