洗濯物をどこに干す?
マイホーム新築の際、洗濯物を干す場所はどこにプランしますか?
さわやかに晴れた日、洗濯物を外干しするのは気持ちいいものですが、最近はオールシーズン室内干し、というお宅も多いようです。花粉や黄砂、PM2.5などの影響もあるのでしょう。
2階建ての場合は、2階のホールにランドリースペースを設けるのも人気だとか。こうした場所だと、日当たりや温度の面でも、乾きやすくてよいようです。
でも我が家は平屋です。どこにしようか、ちょっと悩みました。
洗濯物は目立たせたくない
基本的に、洗濯物は目立たせたくないですよね。
とくに南道路の家は、玄関アプローチに近いところに物干し台…ということもよくあります。
我が家はそれがイヤだったので、南道路は避けました。そのため、洗濯物は庭側に干すことができます。
でも北海道では、冬は寒さと雪のため、外に干せません。今思うと、縁側のように軒の出たスタイルにして、サンルームっぽくするのもよかったかなぁ…という気もします。もうちょっと検討してみればよかったと反省…。
物干しに適した場所は…
結局、我が家では、洗濯物を干せる場所は3か所。
まず脱衣室。(洗面室とは分けました)
そして庭に面した、掃き出し窓のところ(夏のみ)。
それから、リビング脇の畳の小上がりです。
リビング脇の小上がりは、南向きで、とても日当たりのよいスペース。
そのため、「冬はここに洗濯物を干したら、乾きがいいのでは?」と思い、「ホスクリーン」という物干し用アイテムをつけてもらいました。
ホスクリーンは後付けもできますが、天井に下地が必要なので、新築時に計画しておいたほうがよいです。
つけてよかったホスクリーン
このホスクリーン、つけておいてよかった!
というのも、入居して最初の冬、室内がとても乾燥することに気づいたのです。
ハウスメーカーに確認したら、セントラルヒーティング&24時間換気システム使用の場合は、どうしてもかなり乾燥するようですね。ふと気づいたら、湿度30%を切っているような状態…。
でも冬の乾燥は、お肌にも、風邪予防にもよろしくない!
そこで、洗濯物を干せば、湿度が上がるのでは…と考えた私。
ホスクリーンを使って小上がりに洗濯物を干したところ、見事に室内の湿度が50%~60%の快適レベルになりました。
洗濯物が、冬の乾燥対策にもなる
そのため、冬は脱衣室よりもあえて小上がりのほうに洗濯物を干して、リビングの湿度を上げています。
(お客様が来るときには干せませんけどね…。)
ホスクリーンそのものの脱着も、ちょっと押してひねるだけ。とっても簡単です。来客のある時は、目立たないよう天井から外しています。
加湿器を使うお宅なら心配はないでしょうけれど、24時間換気システムとセントラルヒーティング使用のお宅は、冬の乾燥にご注意ください!