私がとくに参考にした2冊の本
私がマイホームのプラン作りに参考にした家相・風水の本はたくさんあるのですが(買ったのもあるし図書館でも借りまくりました)、あまりにたくさん読み過ぎて?かえって迷いが出てきてしまったくらいです…。
ひとくちに家相・風水と言っても流派によって解釈が違っていることもあるので、どれを信じていいか悩んでしまって…。
そこで、私は参考にする本を2冊にしぼりました!その2冊をご紹介します。
1.風水で実現する幸運な家 成美堂出版 守谷成人著
少し古い本ですが、家相・風水について気になる項目がまんべんなく書かれていて、説明も詳しいです。
土地選びから間取り、外構にいたるまで、この1冊で家づくり全体が網羅できるように書かれています。そこそこ風水の知識のある人にも役に立つ一冊。
もちろん、あんまり詳しくない…という人でも、大丈夫。説明の文章は難しくないので、必要なところを拾い読みしていけばOKです。
本命星別の方位占いも載っているので、引っ越しに適した方位・時期なども見ることができますよ。
2.幸せを招くよい家相・間取り 西東社 小池康壽著
家相の成り立ちや、住環境づくりの知恵について、わかりやすい説明で書かれています。その多くが、現代の暮らしにも通じるものだということが無理なく理解できます。
そのうえで、家の各所について方位別のアドバイスが載っているので、間取りを決める際に非常に参考になりました。
なぜこの2冊にしぼったか
どちらの本も、家相や風水を科学的な見地からも考察したり、「どうしてそう考えられているのか」を述べたりしているところがよかったです。
2冊のうち、1冊目の「風水で実現する幸運な家」のほうが、どちらかというと「気」や「陰陽」「本命星」など占い的な記述が多め。ですが、説明が非常にていねいで詳しいので、読んでいてためになります。
2冊目「幸せを招くよい家相・間取り」は客観的な記述です。占いっぽい言い回しが嫌いな人でも、この本なら読みやすそうです。
ただ単に、「鬼門に玄関や水回りは凶相」と言われるだけでは、「根拠のない占いや迷信にすぎない」と考えられがちです。しかし、こうした詳しい本を読んでみると、家相や風水の考えにも合理的な理由があり、納得できる部分がたくさんあることがわかります。
こだわりすぎないことも大切
これらの2冊は、「こだわりすぎないことも大切」と書いてあるのもポイントです。気にしすぎると、本当に動きが取れなくなってしまいますから。
住みやすい家をつくるには、その土地の状況にあわせて考える必要があります。土地はひとつとして同じものはありませんから、ケースバイケース、で考えるべきでしょう。家相や風水の教えは、その助けとして、賢く利用していけばよいと思います。