東芝のタテ型洗濯機AW-8D5
我が家の洗濯機は東芝グランホワイトAW-8D5です。8kg対応の、いたって普通のタテ型洗濯機。
この洗濯機、糸くずフィルターや洗剤投入ケースを取り外しやすいつくりで、お手入れがしやすいです。購入して、今年で6年になります。
我が家はお洗濯に、時々風呂の残り湯を使っています。節水のためだけでなく、もうひとつ理由が…。
ウチの地域では年間を通じて水道水の温度が低めで、洗剤が溶けにくいんです。そのため、「洗い」の時のみ、残り湯を使っています。
残り湯だと雑菌が心配…という話も聞くので、すすぎには水道水を使うようにしています。
風呂水給水ができない!
ある日、その洗濯機(AW-8D5)の給水ポンプの調子がおかしくなりました。
ウィーンというポンプ作動音はするのですが、妙に音が軽い。あきらかに、水を吸っていない音です。
ホースに触ってみても、水が入ってきている感じがしません。
こ…故障?!
ヤマダ電機で購入した時、長期保証に入ったけれど、それは最長5年まで。
すでに保証は期限切れ…うう。
まずはフィルターをチェック
ポンプの音がするということは、ポンプ自体は生きている、と考えた私。
ということで、まずは給水ホース先端部のフィルターをチェック。髪の毛などのゴミを取り除きました。ひどく詰まっている様子はありませんでしたが、念のため、新しいフィルターに交換してみました。
ホースと洗濯機本体を連結する給水口も、外してみました。ここにも、ゴミなどは詰まっていません。
さあ、再度給水開始。しかし…うまくいかず。
ホースに穴?
もしやホースに穴が?と思い、お風呂場でホースの端から水を入れたり、ホースそのものをバスタブ内の水につけたりして、チェックしてみました。
でも、水漏れや気泡などの様子はありません。
「穴じゃないのかな…?」
気を取り直して、もう一度ホースをつないで試してみます。
すると…今度はちょっと音が重くなり、水を吸い始めました。
「よし、今度は大丈夫かな?」と思ったその瞬間、ホースの一部から水が、“ピュー”と細く出ているのを発見!
ジャバラ状になったホースの一部に亀裂ができていて、そこから水が漏れていたんです。
おそらく、給水時の圧力で、亀裂から水が出たのでしょう。
亀裂は、ジャバラの折り目ラインに沿った、わずかなものでした。だからきっと、ただ水を流しただけではわからなかったんでしょうね。
この亀裂のせいで、吸い込みがうまくいかなかったわけか…。
考えてみれば、ストローで飲み物を飲むときも、穴が開いていたら飲めませんもんね。
ホースの穴を応急処置してから、取り寄せ
とりあえず、私は亀裂の位置にキッチン用ラップを巻きました。しっかりラップを巻くと、ホースは無事に水を吸い続け、お洗濯をすることができました。
あらためて思い返すと、数日前にも給水ホースの下に、小さな水たまりができていることがあったんですよね。実はこの亀裂から漏れていたのか…と納得。
翌日、電気店に行って給水ホースを注文しました。洗濯機本体に付属していたのと同じもので、税込み1800円ほどでした。
東芝AW-8D5の風呂水ポンプのホースは、通常付属している4mのものと、7mサイズがあります。
最初、間違えて7mの型番を伝えてしまい、店員さんに「長さ7メートルですが大丈夫ですか?」と確認されてびっくり。うっかり長~いほうを購入するところでした。
注文される方は、型番にご注意くださいね。