先日、右足のくるぶしがパンパンに腫れてエライ目に遭いました。
どうやら「ブヨ」にやられた模様。
その顛末を記録しておきます。
蚊に刺されたかな?
くるぶしあたりがカユイな…と気づいたのが、木曜日の夜でした。
見ると、くるぶしの上あたりに赤い斑点のようなものが…。
蚊に刺されたな…と思い、私は椿油を塗って様子を見ることにしました。
(椿油は、肌荒れなどスキンケア用なのですが、虫刺されでかゆい時に塗ってもかゆみが軽減される気がします)
翌日、足がパンパンに!
それでいったんかゆみは収まったものの…。
翌日(金曜日)の夕方、仕事が終わった頃に、
「なんだか足が痛いぞ…」。
見るとくるぶしが真っ赤!そしてパンパンに腫れているじゃありませんか!
仕事中は気が張っていたせいか、気づかなかった…。
やっとの思いで帰宅して靴を脱いだら、赤ちゃんの足みたいにポンポコリンになっています。
痛みもどんどん増して、一人で歩けないくらいの痛さ。トイレに行くにも難儀するありさまです。
「いたーい!松葉杖がほしい~!」と叫んでいたら、夫がウォーキング用のポールを貸してくれました…。それでなんとか足にかかる荷重を減らし、そろりそろりと歩きます。
夜遅くて病院にも行けないので、とりあえず家にあった「キンカン」をたっぷりと塗りました。
(ここまで腫れるとさすがに椿油では無理だろう…と、キンカンに切り替えました)
ブヨに噛まれた?
ネットでいろいろ調べてみると、
「これは蚊じゃなくてブヨにやられたな…」と思うに至りました。
ブヨとは、体長2~7mm程度の小さな飛ぶ虫。小バエみたいな感じです。
ブヨという虫について、私はよく知りませんでした。油断していましたね…。しかもサイズが小さいのでは、気づきにくいですよね。
ブヨの場合、噛まれてすぐではなく、翌日頃にひどく腫れてくるのが特徴のよう。そうだったのか…と納得です。
そして、患部の回復には1週間くらいかかるとのこと。
ブヨの場合、蚊とちがって皮膚を噛みちぎるようにして毒を入れ、血を吸うんだそうです。
私の場合も、最初見た赤い斑点のところに、ぷつんとした丸い出血口みたいなものがありました。
おそらくそこを噛まれていたのでしょう。
木曜日の夕方、庭に出て家庭菜園の収穫をしたときに、やられたんだと思います。
クロップトパンツをはいていて、靴下もはかず、足首まわりが露出していたんですよね。
短時間だったから、虫除けスプレーもしていなかった…。
後悔しつつ、その日は保冷剤で患部を冷やして眠りにつきました。
回復には1週間ほどかかる
翌朝(3日目)、まだ痛みはあるものの、腫れは昨日より軽くなっている様子。
その日は土曜日でもあり、病院に行くかどうしようか…と迷いました。
軽くなってきているから大丈夫かな…と私は様子を見ることにしましたが、人によってはアレルギーなどでひどく悪化することもあります。
腫れが増すなど気になる症状があれば、すぐ受診したほうがいいと思います。
キンカンを塗り続けていたせいか、3日目以降、私はあまりかゆみを感じませんでした。
が…靴下や靴を履くと、締め付けられてよくないのか、腫れと赤みがまたぶり返しました。
その後は買い物など外出も控え、靴下もゴムがゆるめのものにしてしのぎました。
キンカンだけ塗り続けて6日後、ようやく腫れが引いてきました。
赤みはまだ少し残っているものの、痛み・かゆみはほぼ気にならないくらい。やっぱり、1週間ほどかかりましたね…。
ブヨ対策は?
ブヨは水辺によく出るそうです。しかも水のきれいな清流を好むそう。
我が家も、近くに小さな川があります。きっとそこから飛んできたにちがいありません。
ブヨに噛まれるのを防ぐには、長袖・長ズボンで肌を露出しないこと・虫よけスプレーをすること、です。
そして、噛まれたと気づいたときには、患部をつまむようにして毒を絞り出すといいそうです。
噛まれた直後(数十分程度?)なら、温めると毒の効果が薄れる、という話もありました。
私のようにパンパンに腫れてしまってからでは、冷やすほうがいいでしょうけれど。
かゆくて掻きむしってしまうと治りが遅くなり、痕も残るので、掻かないことが大事です。
夏場は庭仕事の忙しい季節ですが、虫刺されなどにいっそう気をつけようと思います。