玄関前のカーポート、便利だけどちょっと気になること

家外観 外まわり

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玄関すぐ前のカーポートって…

北海道のような雪国や、雨のたくさん降る地域では、ガレージやカーポートがあると便利ですよね。

車の傷みも少ないし、冬は車に直接雪が積もらないので、すぐに車が出せます。

カーポートは、ガレージと違って固定資産税の課税対象にならないのもメリットでしょう。

そのせいか、最近、玄関ドアのすぐ前にカーポートを建てている家をよく見かけるようになりました。

これなら、車の乗り降りの際、雨や雪にほとんど濡れずに済みそうです。

でも、私自身はそうしようとは思いませんでした。なぜって…玄関先が暗くなってしまうからです。

玄関前が暗くなる

玄関ポーチに覆いかぶさるようにカーポートがあると、つねに玄関は暗い状態になってしまいます。

よく、「玄関は家の顔」と言われます。カーポートが玄関のすぐ前にあると、その「顔」が隠れてしまう…。つば付き帽子を目深にかぶった人みたい…。

カーポートの屋根が樹脂製で半透明なら、まだ光が入ります。でも積雪の多い地域だと、鉄骨造りなど厚みのあるがっちりした屋根になることが多いので、真っ昼間でも玄関先が暗くなります。

日当たり・通気が悪いと、ジメジメしてコケやカビの元になりそうで…。玄関先は、広く開けた状態にしておくほうがよいと思ったのです。

雪国では積雪に耐えるがっちりしたカーポートが必要

風水でも玄関前の車はマイナス

玄関真ん前のカーポートは、風水や家相でも凶とされています。

玄関ポーチにかぶさるカーポートは、光をさえぎり暗くなるだけでなく、圧迫感もあります。

何より、玄関のすぐ前に駐車スペースがあると、玄関に排気ガスが直接入りそう。健康や環境の面でもデメリットとなるでしょう。

ほんの少し玄関前を避けた配置にできれば、見た目や通気の面でも安心ではないでしょうか。どうしても玄関前に駐車スペースが来てしまう…という時は、植栽など仕切り的なものを設けると多少は悪影響が緩和されるようです。

玄関への動線を確保してカーポートを配置

北海道の場合、玄関アプローチと駐車スペースのプランは、除雪作業の大変さにも大きく影響します。

そのため、カーポートで雪の負担を減らしたい!…と考えるのは無理もないと思いますが…。

ご近所のお宅を見る限り、「せっかく素敵な外観デザインなのに、玄関真ん前のごっついカーポートが残念…」というパターンも多いです。

ちなみに我が家では、カーポートではなくガレージを設置しました。ガレージについては、またいずれあらためて書いてみようと思います。