吹雪でホワイトアウトに遭遇…北海道の冬は運転に注意!

雪 外まわり

※当ブログのリンクには広告が含まれています。

真冬の恐怖「ホワイトアウト」

先日、お正月休みに車での移動中、「ホワイトアウト」に遭遇しました。

ホワイトアウトとは、雪や霧で視界一面が真っ白になり、周りの状況がわからなくなる現象です。

猛吹雪だけでなく、地吹雪や、他の車が巻き上げた雪が原因になることもあります。

気温が低い冬の北海道では、こうした状況は珍しくありません。低温のため雪がサラサラで細かく、舞い上がりやすくなるからです。

雪の中の木

ホワイトアウトになると、追突事故や衝突事故が多発します。文字通り、命に関わる事態なんです。

地吹雪で視界が真っ白に

我が家が遭遇したホワイトアウトは、地吹雪によるものでした。

当時、降雪量はそれほどでもなかったのですが、風がすごく強かったんです。

その日は夫の運転で、親類宅に向かっていました。

走っていたのは、風よけになる建物などがまったくない、畑の中の一本道。

横なぐりの風がしだいに強まり、地吹雪がどんどん悪化…。
車高のある我が家のRV車でも、視界は最悪でした。

夫は雪道に慣れており、運転も上手です。それでも、まわりの視界が利かなくなるホワイトアウトはとても危険!たった1m先も見えないんです…。

突然目の前に車が

必死で前方に目をこらし、スピードを落としてそろりそろりと走っていたところ、突然目の前に一台の車を発見!若葉マークの軽自動車が、進むに進めず…という感じで止まっていたのです。あやうく追突するところでした。

「俺が前を走ってやれば、ついてこれるんじゃないか」

幸い道幅に余裕があったので、夫はその車を追い抜きました。

ちなみにホワイトアウト時、もし自分の前に車がいたらラッキーです。そのテールライトを頼りに、ついていくことができるからです。

(ただし、前の車も手探り状態で走っています。全面的に信用できるとは限らないので、注意は怠らないように…)

運転 車

追い抜き後しばらくして、ようやく少し視界が戻りました。
ふと後ろを確認してみましたが、そのときには、さっきの軽自動車の姿はありませんでした。

無事だといいけど…。

ホワイトアウトから“生還”するには

ホワイトアウトから安全に生還するには、対策が必要です。北海道民の私たちがふだん注意していることをご紹介します。

対策1 ライト点灯

昼間であっても、吹雪の時はライトを点けます。自車の存在を、周りに認識してもらうためです。気づいてもらえなければ、ぶつけられてしまいますから…。

吹雪の中、ライトをつけずに走行している車を時々見かけますが、本当に危ないです!

スモールライトでは不十分。ヘッドライトをしっかり点けて、フォグランプがあればそちらも点けます。ただしハイビームは、光を散乱させ状況を悪化させることがあるそうなので、要注意です。

走行中もブレーキを軽く踏んで、ブレーキランプで後続車に自車の位置をアピールするのも有効。

また、ライトの表面が雪に覆われていると、せっかくつけたライトが見えない場合もあります。大雪の後など、車が雪まみれのまま走り出すと、忘れがちなポイントです。

走行前に前後のライトを確認し、雪をとり除いておきましょう。

雪 車

対策2 停車するなら安全な場所に

ホワイトアウトに遭遇したら、できればコンビニや道の駅など、安全な場所に避難してから車を停めましょう。

路肩に停めるのは、追突の危険が大きいのでおすすめできません。

ハザードランプを点灯していても、見えないこともあります。ゆっくりでも動いているほうが、追突の危険を減らせます。万一追突されたときのダメージも、少ないと言われています。

そもそも、路肩がどこまでかわからなくなるのがホワイトアウト。ゆっくり走っても、脱輪したりガードレールにぶつかったりすることもあります。

北海道の道路は、路肩位置を示す赤と白の矢印サインがあるので、それを目印にします。高い位置にあるので、地吹雪の時など比較的見やすいです。

路肩を示す矢印サイン

対策3 非常用グッズを備えておく

やむを得ず停車して車内に留まる時のために、普段から携帯用トイレや防寒具などを車に積んでおきましょう。悪天候の場合はさらに、水や非常食、モバイルバッテリーなども備えておくとよいです。

また、エンジンをかけているときは、マフラーが雪に埋まると一酸化炭素中毒の恐れがあります。排気できるよう、マフラー周りの除雪が必要です。ミニスコップなどがあれば助けになります。

車 除雪
車内にはスコップを備えておきたい

それと、ガス欠に備えて給油はこまめにしておくことも大切です。私の場合、冬はガソリンのメーターが半分を切ったら、早めに給油することにしています。

悪天候時は極力出かけずに

対策は必須。でも本当は、悪天候時には外出しないのが一番です。

ホワイトアウトになるほどの時は、気象警報も出ているはず。極寒の北海道では、不用意な外出が命に関わりますので、ご注意ください!

ちなみに、雪道に不慣れな方が冬の北海道をレンタカーで移動…というのは相当な無茶です。ホワイトアウトだけでなく、ブラックアイスバーンやスタックなど、さまざまなリスクがあるからです。

冬の旅行はバスやタクシーなど、他の交通機関の利用が安心です。

北海道には、ウィンタースポーツや美味しいものなど、冬ならではの魅力もありますが…車の運転だけは無理をされませんように、お願いします!