年末調整の季節になると
カレンダーも残りわずかの時期、夫が勤め先から年末調整の書類をもらってきました。
記入して提出するのですが、これが毎年面倒くさい!自然と、夫の機嫌も悪くなります。
住宅ローン控除の書類もあるため、大変なんですよね。
ぶつぶつ言いながら記入する夫を、手伝っていたときのこと。
保管ファイルの中から、国民年金の控除証明書が出てきました。
社会保険料控除の申告を忘れていた?
我が家では、子供がまだ学生のため、国民年金は親である私たちが払っています。出てきたのは、その控除証明書でした。年末調整時に提出すれば、夫の収入からその金額分、控除することができます。
国民年金は2年分まとめて納めると、少し割引になります。
2年分の金額を一括で控除してもらうこともできますし、年度を分けてもOK。ただし分けるなら、証明書の紛失や提出忘れのないよう注意が必要です。
「この証明書、令和二年分、って書いてある。去年の年末調整に提出すべきだったものでは…?」
二人で顔を見合わせました。
申告忘れ…?
やってもうた…。
ちゃんと提出していれば、少しは節税できたはずなのに…。
あわててネットでググってみると、還付申告は5年さかのぼれるかも?とのこと。
翌日、税務署に電話してみました。
しかし調べてもらったところ、我が家は住宅ローン減税適用のため、すでに所得税はゼロ。
「還付される所得税はありません」。チーン…。
でも、「住民税が軽減される可能性がありますから、市役所に行ってみてください」とのアドバイスがありました。
住民税が安くなる!
後日、市役所に出向いてみると…。
「市民税・道民税申告」という手続きができますよ、とのこと。
(※北海道の場合は道民税。他県なら県民税ですね)
税務課の窓口で、昨年出し忘れた社会保険料控除証明書を提出して、無事手続き完了。
夫の給与から天引きの住民税が少し安くなるそうで、我が家の場合、金額にして年間で2万円ほど。やったー!
住宅ローンを背負っている身としては、少しでも節約しないといけませんからね~
我が家のように「忘れてた!」という人も、あきらめず、管轄の税務署や市役所にたずねてみてくださいね!