図書館の近くに住むのが夢だった
私は自他共に認める本好きです。若い頃から、図書館の近くに住むのが夢でした。しかし、実際に家を建てる際には、諸般の事情でその夢はかないませんでしたが…。
なぜ図書館の近くに住みたかったか、書いてみますね。
図書館の近くに住むメリット
お金とスペースが節約できる
私はひと月に、少なくとも十冊以上の本を読みます。すべて購入するとなればお金&保管場所の確保が大変!でも図書館を利用できれば、お金をかけずにいくらでも本が読めます。
もし希望の本が図書館になくても、リクエストをすれば取り寄せも可能です。(ほかの図書館から借りたり、新規に購入したりと、時間はかかりますが…)
急ぐ場合は別ですが、そうでなければまず図書館で借りてみます。そして、「よい本だから手元に置きたい!」と思う本のみ、購入するようにしています。
図書館にはお堅い本だけでなく、人気の雑誌や新聞も複数備えられていますし、CDやDVDの視聴や貸し出しができることも。本好きでなくてもメリット大!無料でOKなのが本当に助かります。
館内は冷暖房も完備なので、光熱費の面でもプラス?
静かな環境で読書や勉強ができる
図書館の閲覧コーナーは、広いテーブルがあって、静かです。家よりも集中して読書できます。家族に用事を頼まれたり、電話や来客で読書を中断されたりすることもなく、調べ物や勉強にはもってこいの環境。
家では気が散るけれど、図書館なら勉強できる…という経験のある方も多いのでは?
ただ、利用者の多い図書館では、「閲覧席を長時間独占するのはご遠慮ください」…というところもあります。図書館は公共の場所。マナーを守って利用しないと…ですね。
調べ物を手伝ってもらえる
図書館には司書さんがいて、読書や調べ物の相談にのってくれます(レファレンスサービス)。
子供が小学生の頃、近所に生えている珍しい植物の名前調べや、自由研究の参考書探しを手伝っていただいたことがあります。もちろん大人でも、調べ物や読書に関する相談が可能です。
育児・子供の教育にプラス
読書の量が多い子供は学校の成績もよい、と聞きます。図書館が近くにあって、小さい時から本に親しんでいれば、学力にもいい影響があることでしょう。
我が家では、雨の日など子供と外遊びができないときに、よく図書館に行きました。図書館が近所なら、子供だけで行かせることもできます。
また多くの図書館が、読み聞かせ会など定期的にイベントを行っています。名作映画の上映会とか、著名人の講演会、絵本づくりセミナーなど多彩な催しが行われ(しかもほとんどが無料!)、家族で楽しむことができます。
周囲の環境がいい
図書館の近くには、地区計画によるものなのか、市役所や公園、美術館など他の公共施設が集中していることが多いです。
その結果、バスなど公共交通機関のアクセスもよく、周辺に緑が豊富など、住環境としてもメリットがあります。
図書館が近くになくても…
こうした理由から、我が家も図書館の近くを希望していたのですが…残念ながらそうした土地にご縁がなく…(涙)。
今のところは車で図書館まで行くことができるので、あまり不便はありませんが…。
ちなみに、図書館が遠い地域には、移動図書館車が巡回していることがあります。
巡回コースやスケジュールは、図書館のホームページや自治体の広報誌などに掲載されているので、すぐわかります。我が家が土地を購入する際にも、すぐ近くの公園が拠点になっていることを確認しました。
公立図書館に限らず、学校の図書室が地域住民に一般開放されていることもあります。「ウチの近くには図書館がない…」という方も、利用できるか、調べてみるといいですよ。
以上のように、図書館の近くに住むとメリットがいっぱい!
デメリットとして思いつくのは、人気があって地価が高めがちなことや、来訪者の車の出入りが多いことくらいでしょうか?
お住まいの近くに図書館がある人がうらやましいです!