我が家の「幸福の木」
我が家には、幸福の木として知られる観葉植物(ドラセナ・マッサンゲアナ)があります。7年前、家を建てた時にお祝としていただいたものです。ずっとリビングで濃い緑色の葉で楽しませてくれていたんですが……冬休み頃から元気がなくて、心配していたのです。
数年に一度は植え替えもしていたんですが、葉が伸びすぎたうえになんだか波打っている。茶色っぽく枯れた葉をその都度切っていたんですが……このままでは全体が枯れそう!
しかし気温が低いうちは、植物にとっては休眠の時期。北海道では5月過ぎても肌寒い日があるので、とりあえず様子を見ておりました。
で、5月を過ぎた頃に、「そろそろ何らかの手を打とう」と思い、近くのホームセンターに行ってみました。
ホームセンターの園芸コーナーで相談
お目当ては園芸コーナー。ここの園芸コーナーに、観葉植物のプロがいる!という噂を聞いていたので、行ってみたのです。
その方は、御年60代半ばくらいの男性スタッフ。短髪でハキハキした話し方は、大工の棟梁みたいな雰囲気でした。
我が家の幸福の木の写真を持っていき、「今、こんな状態なんです……元気にするにはどうしたらいいでしょうか?」と聞いてみました。

すると、「こりゃ栄養不足だな。肥料はやってましたか?……やってない?二本のうち一本は、もうダメかもしれんね。葉っぱが伸びているほうは、まだまだ大丈夫」とのこと。
なるほど、たしかに最近水やりだけで、肥料はやっていなかった……。アンプルタイプの活力剤は時々使っていましたが、プロいわく「ああ、あれだけでは気休めみたいなもんです」とバッサリ。
水だけでご飯をあげていない状態とは!ドラセナちゃん、ゴメン!
復活させるには
「暖かくなったら、観葉植物専用の用土に植え替えをすること。そして、じっくり効く緩効性肥料を何個か土の上にのせる。土が乾いたら水やりをして、日当たりのいいところに置いてやって。」
「伸びすぎている葉はどうしたらいいですか?」と私がたずねると、
「新しい芽が出るまでは、切ってはダメ。葉っぱで光合成をするからね、少しでも栄養が作れるように。新たな葉が出てきたら、古いのは切ってやるといいですよ」と。古い葉は、付け根から切ってもよいとのこと。
言われた通りに用土と肥料、あと鉢底石を買い、二本の幹を一本ずつ別な鉢に植え替えました。タブレットキャンディみたいな肥料も数個、土の上にのせました。
言われた通りに植え替えると新芽が!
さてそれから時々水やりをしつつ1ヶ月弱が経過。なんと幹の下のほうに、小さな緑の芽が出てきました!園芸コーナーのおじさん、ありがとう~
鉛筆の先ほどの小さな芽ですが、一日に1mmくらい?の感じで伸びつつあります。しっかり葉が伸びてきたら、伸びすぎ・枯れかけの古い葉は切るつもりです。
ダメかもしれない、と言われたほうも、「幹を触ってしっかりしているようなら、生き返るかも」とのことで、葉は一枚もないけれど、日当たりのよい窓辺に置きました。
が……今のところ変化はナシ。なんとか復活してほしいなぁ……。