ポスティング(チラシ配り)を経験してわかったこと
仕事がらみで、ポスティング(チラシ配り)をしたことが何度かあります。数百軒の家のポストにチラシを入れていくのですが、簡単そうに見えてこれが結構大変でした。
効率的に最短距離で回るルートや、うまく配布物をさばくための持ち運び方など、考えなくてはいけないことがいろいろありました。
初めて配布をした日は、何時間もかかって配布を終えたらもうぐったり!何事も経験ですね…。
ところで、ポスティングしてわかったことですが…一軒家の場合、玄関や郵便受けって本当に様々なパターンがあるんですよ。
通りから玄関の見えない家もあり、「あれ、玄関はどこ?」と迷うこともありました。あるいは、郵便受けがオシャレすぎて、入れ方がわからない!とか。
ふだんあんまり考えたことはなかったのですが、宅配便や郵便配達の人は大変だなぁって、その時思いました。
たくさんの玄関を目にして、「ここの玄関は感じがいいな」とか「この玄関はちょっと…」と思ったことがいくつかありましたので、書いてみます。
こんな玄関は残念
ものが散乱している
子供用遊具がたくさん玄関前に放置されていたり、空き段ボール箱が無造作に置きっぱなしだったり…見た目が雑然として悪印象なだけではありません。空き段ボールなどは風で飛ばされれば迷惑になりますし、可燃物ですから火事につながる可能性もあります。
遊具類やゴミの仮置きがどうしても必要ならば、対策として専用のボックスやスペースを設けておくとよさそうです。
通りから玄関の位置がつかみにくい
最近、玄関前に目隠し壁があるデザインをよく見かけます。プライバシーと、おしゃれさと両方の観点から人気なのでしょう。
ポスティングの際、こうした目隠し壁を大きく回り込んで玄関にたどり着く家もありました。
でも玄関が外から見えにくいというのは、防犯面でも不利ではないでしょうか。誰かがこっそりドアを開けようとしていても、通りから目撃されにくいですから。
玄関を開けると通りから室内が丸見え、は確かに困りますが…玄関そのものがどこにあるかわからないのも考え物です。郵便配達や宅配便の方も不便でしょうし…。
目隠し壁を作るにしても、一部にスリットを入れたり、生垣をうまく使ったり、少しは光と風を通すスタイルがよさそうに感じました。
庇がない
ほとんどの家には庇やポーチ屋根がありますが、ごくたまに、玄関ドアの上にまったく庇のない家も見たことがあります。
これでは、出入りの際に雨をよけることができませんし、玄関ドアに雨だけでなく直射日光も当たることになり、傷みも早いはずです。新聞や郵便物も濡れてしまいそう!
郵便受けが凝りすぎ
郵便受けも今は様々なデザインがあるのですね。でも、ユニークすぎて入れ方がわからない郵便受けは困りました…。
上部から入れようとしても入らない!しかし、実は横から入れるんだった…とか。
そもそもどこから入れるかわからないような、アートっぽい郵便受けとか…。
フツーの差し込み式郵便受けが一番楽でした。
表札がない
プライバシーを気にしてか、最近は表札のない家も一定数あるようです。たしかに今はストリートビューで映ってしまうのが嫌、というのもわかります。たいがいぼかし処理はされていますが、たまに映っていることもありますね。
ただ、まったく名前の表示がないのは、やっぱりよくないんじゃないでしょうか。
郵便などの配達だけでなく、近隣の人が町内会の関係などで地域の家をまわることもありますから、まったく表示がないと、とまどってしまいます。
「人付き合いのキライな人なの?」とか、「何か名前を出せない事情があるの?」とか…なんとなく不安に感じます。たとえ小さくて目立たないものでも、玄関先にはあったほうがよいと思います。
個人情報はなるべく出したくない、という人でも、苗字だけにするとか、アルファベットだけにするとかでもいいんじゃないでしょうか。
ちょっと残念な玄関をいくつかあげてみました。次回は「これは素敵な玄関!」と思ったことを書いてみます。