玄関先を見るとその家の内側もわかる、とはよく言われることです。
玄関先は家の顔。ポスティング(チラシ配り)を経験した際、たくさんの玄関先を見て、「こんな玄関はいいなぁ」と思ったことについて書いてみます。
こんな玄関はステキ
玄関先がわかりやすい
通りから玄関先へのアプローチが自然で、スムーズに玄関に入れるお宅は、設計がいいなぁと思います。こうしたお宅は外構全体がよく考えられていて、郵便受けの位置なども外からわかりやすく使いやすいことが多いです。
植栽などがさりげなく配置されていて、季節の草花が彩るエントランスはステキですよね。家全体の印象もよくなります。
ものが少ない
玄関先にものが少なく、すっきりと掃き掃除がされている家は本当に気持ちがいいです。郵便受けにたどり着くまで、足もとに余計なものがないので、安心して玄関に近づけます。家の中もきれいにお掃除されていそうだな、と思います。
郵便受けがシンプル
あまり凝ったものより、シンプルな郵便受けのほうが、配達する側にとっては助かるでしょう。家の内部に直接入れられるものだと、汚れや郵便物の紛失・盗難などの心配も少ないです。
表札・住居表示がきちんとわかる
番地表示のステッカーや表札がわかりやすいと、来訪者への心遣いが感じられて、住んでいる人の印象もアップします。表札は、漢字でもアルファベットでも、読みやすい書体のものがいいですね。難しい読みの名前なら、漢字とアルファベット両方あるとなおよさそうです。
庇や風除室がある
玄関先に庇や風除室があると、雨や風を防げるので、郵便物や新聞が傷まず安心ですし、配達してくれる業者さんにとっても快適です。
また、風雨にさらされることが減るので、玄関ドアの傷みも軽減されます。
玄関のつくりで、外の人への思いやりがわかる
以上のようなことをまとめてみると、玄関とは来訪者や業者さんなど「外の人」への配慮、思いやりが表れる場所ではないかな、と感じます。だからこそ、「家の顔」ともいわれるのでしょう。
風水でも、玄関は「気」の入り口とされ、幸運を運んでくる場所と考えられています。
外部の人への思いやりが感じられる玄関なら、それがめぐりめぐって、周囲の人からの厚意や援助につながるかもしれません。玄関、大切にしたいですね。