無垢床に憧れていたけれど
我が家のフローリングはリクシルのラシッサDフロア、色はチェスナットです。
家づくりの計画中、無垢床にも魅かれていた私たち。
住宅展示場でモデルハウスをたくさんまわっている頃に、気づいたのです。無垢のフローリングだと、長時間立ちっぱなしでも足の疲れ具合が違うな…と。
踏み心地が柔らかいというか、スリッパなしでも疲れない感じでした。手で触れてもよくわからなかったのですが、歩いてみるとわかるんです。不思議ですね…。
いっぽう複合フローリング(合板にシート貼り)だと、足に伝わる踏み心地が少し硬い感じがしたのです。
そのため、無垢床にしたい!と思ったのですが、予算的には厳しいことが判明。我が家では、リクシルの床材・ラシッサにしました。
※色選びについては、よろしければ別記事もご覧ください。
フローリングの色選び~LIXILラシッサDフロア・チェスナットは50代以上にもおすすめ
ラシッサの使い心地
ラシッサは、木目を模したフィルムが合板に接着されている複合フローリングです。表面は天然の木目のように凹凸が表現されていて、足への感触がさらりとしているのが特徴。Foot Feel仕上げと呼ばれ、「さらっと」「ほんのり」「しっかり」の3種類の質感がそろっています。
複合フローリングなので無垢床に比べて安価で、ワックスがけも不要。メンテナンスが楽…ということがセールスポイントでした。
実際に暮らしてみて、たしかにメンテナンスは非常に楽です。キズもつきにくいし、掃除機やフロアクイックルだけできれいになります。
表面の微妙な凹凸仕上げのおかげで、夏場でも足の感触はさらりとしていて、べたつきません。表面が滑りすぎないのもいいですね。
でも、やはり床の踏み心地は少し硬い感じがします。私はもともと、家の中でスリッパをはく習慣があるので、まあ、スリッパをはいていれば問題ないのですが。
無垢床のメリット・デメリット
無垢床は、歩いたときの衝撃を和らげてくれるため足が疲れにくく、見た目も「本物の木らしさ」が表れていて高級感があります。
ただ小さい子どもさんがいるお宅だと、ものを落としたり、こぼしたりがひんぱんなので、「汚れが…」とか「へこみが…」と気になってしまうかもしれませんね。
我が家の場合はもう子どもも大きくなってしまったので、できれば無垢にしたかった…。
でも、私たちもやがて、もうちょっとおじいさん・おばあさんになったら、よくモノを落としたりこぼしたりするかしら…⁇
年とともに、握力の衰えなのか、手肌が乾燥するのか、モノを落とすことが増えると聞いたことがあります。
それに、無垢床はワックスかけの手間も大変ですしね。そう考えると、ラシッサDフロアでよかったのかもしれません。