相続税、ウチには関係ないと言えますか?…帰省したら親と話しておくべきこと

雪の道 暮らしノート

ようやく帰省の機会が

オミクロン株は気になるものの、コロナが少し落ち着いて、年末年始にやっと帰省できる!という人も多いのではないでしょうか。

雪の道

久しぶりに会った高齢の両親…。

思ったより元気で安心する場合もあれば、体力や気力の衰えが心配になることも、あるかもしれませんね…。

ある程度の年齢になると、日頃元気な高齢者でも、突発的に何が起きるかわかりません。

離れて暮らしているならなおさら、「万一」に備えておく必要があります。

相続税制の変化

先日、テレビで相続税制についての特集をやっていました。

すでに、2015年に相続税の基礎控除額が大きく引き下げられ、これまで相続税の対象ではなかった層にも影響が出てきています。

我が家の場合、両親が亡くなったのはこのルール改正の前。そのため、相続税の心配などまったくありませんでした。しかし、知人や親類の中には、この改正のために相続税が適用されることになってしまった人もいます。

マイホームとお金

相続税のことなんて何も考えていなくて…と悔やんでいました。

節税のために

相続税は、生前にきちんと対策していれば、節税することができます。

しかし、そもそも資産をどれだけ持っているのかわからなければ、対策のしようもありません。

高齢者の場合、自分でも忘れているような預金や保険がある…ということもよくあります。

資産の総額が把握できないまま親が亡くなると、後に「えっ、ウチが相続税を払うの?!」ということもあり得るのです…。

計算機と通帳

しかも、相続税制は年々変わります。

細かい内容については専門のサイトにおまかせするとして…。

ウチは大丈夫…と思っていたのに、実は相続税の対象になっていた!としたら大変です。

それに制度の変更によっては、現段階で可能な対策なども、いずれ廃止されてしまうかも…。

ですから、久々に帰省した折には、「顔を見て安心したわ…」だけでなく、少しずつでも家族で話し合っておくといいですよ。

どうやって話す?

とはいえ…話しにくい話題であることも、確かですよね…。

そんなときには、コロナなどで急に入院することになったら大変だから…と、まずは保険の有無を確認する、という方法がいいんじゃないでしょうか。

本人が入院してしまったら家族が対応しなければならない、だから入っている保険を確認させて、というなら親御さんも安心だと思います。

病室

その流れで、保険料や公共料金の引き落としなど、「入院中、定期的な支払いに支障がないように…」と、銀行預金についても話をしてはいかがでしょう。

実は口座がたくさんあるとか、株や投資信託を持っているとか、そうしたこともわかるかもしれません。

ただし、いきなり「保険は!」「口座は!」と、親にまるで「事情聴取」をするような状況にならないよう、ご注意ください。信頼関係にヒビが入って、うまくいかなくなってしまいます。あくまで、親御さんの困りごとを手助けするつもりで、気持ちに配慮しながら相談しましょう。

できることから始めよう

口座の整理や解約などの手続きは、本人が元気なうちでなければ難しくなります。

金融機関をいくつもまわって、書類を書いたり捺印したり…高齢者にとっては身体的にも負担になります。

しかも銀行などで手続きができるのは平日。サポートしようと思っても、勤め人なら「休みをとらねば…」ということになりますね…。そうしたことを考えれば、親が高齢であればあるほど、できるだけ早く対処する必要があるのです。

カレンダー

年末年始など休日の間でもできることは、まず実家の親と話をして、保険や通帳の確認をし、一冊のノートなどにまとめておくことです。

普通のノートでもいいのですが、市販のエンディングノートなどは、記入する項目があらかじめ整理されているので、役に立ちます。

高齢者が内容を確認して書くのは大変なので、子世代が聞き取りをして書いてあげるのがおすすめです。

お正月はいいきっかけ

市販のノートには、預貯金や保険だけでなく、様々なページがあります。

親族や友人の連絡先一覧のページがあれば、お正月、年賀状を見ながら書き入れてあげるのもいいでしょう。

ただ事務的に書くのではなく、

「○○さん、今もおつきあいあるんだね」

「○○伯父さん、お元気なの?」など、親御さんと話をするのが大切。

それがきっかけで、介護や終活の話をするきっかけになるかもしれません。

市販のノートをうまく利用して、備えておけるといいですね!

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