大きい鏡がほしい
全身が映る鏡があると便利ですよね。出かける際などに、身だしなみを整えたり、コーディネートを確かめたり…大きめの鏡は、おしゃれには欠かせません。
我が家では、本来は標準仕様で玄関収納に鏡つきのはずでした。しかし、都合で収納の形を変えたため、鏡がつけられないタイプになってしまいました。
「まあ、鏡はあとで決めればいいや」と軽く考えていたんですが…。
鏡って意外と重いんですよね。ですから掛けるためのフックは、下地がしっかりしたところにつけなければなりません。前もって場所を決めて、下地を入れておかないと、フックの位置が限定されてしまうのです。あとで…と言わず、ちゃんとプランしておけばよかった…。
鏡を掛ける位置、自分が立つ位置などを計算してプランしないと、使い勝手が悪くなってしまいます。また、家族の背の高さに差がある場合は、鏡のサイズや掛ける位置にも配慮が必要になるでしょう。
鏡を設置する位置
靴も履いた状態でコーディネートを見たければ、玄関に鏡をつけるのがベストですよね。玄関収納に鏡つき…というのは理にかなっているわけです。
ただ風水では、玄関を入って真正面に鏡があるのはよくないとされています。運気をはね返すから、と言われているようですが、やはり入った瞬間に真正面に人影が映るのはちょっとびっくりしそうです。暗いときなどギクっとしそう…。
掛けるなら玄関の側面の壁、あるいはシューズクローゼット壁面のほうがよさそうです。
我が家の場合は、掛けたい位置に下地がなく、玄関に大きい鏡を掛けるのは断念。
顔が映る程度の、軽くて小さい鏡のみにしました。
寝室に置く場合の注意
我が家では結局、大きい鏡は寝室に置くことにしましたが、寝室に置く場合も注意することがあります。
それは、寝ている自分が映らない場所にすること。
夜中にトイレに起きたときなど、暗がりで動く影が目に入るとドキッとしますし、万一ぶつかったり、地震が起きたりすると危険です。寝ている場所からは離すとか、鏡面にカバーをかければそうした心配は減らせます。
あるいは、ウォークインクローゼットに鏡を…という手もあるでしょう。
手持ちの服のコーディネートを考えるなら、クローゼットに大きめの鏡があると便利なはず。
いずれにしても、飛散防止加工の鏡なら安心ですね。
大きい鏡を置きたいなら、新築時によく検討を
大きい鏡は壁面のスペースをとりますし、重量もあるので、掛ける場所を選びます。
マイホームを新築するときは、鏡の位置もよく考えて、下地だけでも入れておくことをおすすめします。
ちなみにすでにできあがった壁の下地をさがすには、どうすればよいでしょうか?
専用のグッズもホームセンターなどで販売されていますが、我が家では磁石を使ってさがしました。
ポスターなどを掲示する、マグネットの大きくて強めのものを、壁に当ててすべらせてみます。
すると、壁の下地に打ち込まれたネジの頭に反応して、磁石がくっつくところがあります。何か所かそういう場所を見つけると、下地の位置がわかりますよ!ご参考まで…。