勉強しない投資はギャンブルと同じ

money 家づくりの知恵

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令和のブラックマンデーで株が暴落!

家づくりはお金のことも大きく関わりますので、今日はちょっとお金関係の話を。

私は10年以上前から、細々と株式投資をしています。それなりに利益も出していたんですが…先日、2024年8月の暴落時には、たった数日で資産評価額がトータルで数十万円下がり、青くなりました。

暴落直前に買ったばかりの株もあり、「しまった!買うんじゃなかった!」と後悔しましたが後の祭り。

がっくり

でも、私の場合、株式投資は余裕資金でやっています。日々の家計とはまったく切り離したお金でやっているので、「ええい、“塩漬け”でもいいわい!」と割り切って様子を見ることに。

すると、幸い数日後には価格が少しずつ持ち直してきました。投げ売りしなくてよかった…。

最も高値だった時に比べれば安くはなっていますが、この程度なら許容範囲…という価格になりました。

株式投資は、リスクがあるからリターンもある

この10年あまり、私も株ではいろいろありました。

せっかく買ったのに価格が下がる一方で「もう損切りでいいか…」と売った株が、後日爆上がり!というケースもありましたし。

ちょっとばかり上がった株を「儲かった!」とはしゃいで売ったら、その後もどんどん上昇し、「ありゃ、早まった…」と思ったことも。

でもその値動きこそが、投資の普通の姿でもあるわけですからね。値が動くからこそ、増えることも減ることもある。そのセオリーを、私は株をやるまできちんと理解していませんでした。

「 “ぜったいに儲かる、損はしない”という投資商品は眉唾」…それが腹の底から理解できたのも、株式投資をやったおかげです。

リスクがないことが絶対安心?

「投資は怖いから、手を出さない。ウチは元本保証の預貯金のみ」…そういうお宅もあるでしょう。

安全なのは確かですが、資産防衛という点では、最善とは限りません。物価上昇のスピードのほうが大きい場合、実質的には目減りになっていることも。

泣く女性

きちんと投資について学んだうえで、余裕資金で行う。自分なりのルールを決め、無理をしない…そういう立ち位置で行えば、投資は非常に有用だと思います。

知識なしで始める投資はギャンブルと変わらない

ですから、何の勉強もせぬまま「住宅ローンで余裕がないから、株で一発当てて、足しにするか!」…なんていうのは絶対におすすめしません!

投資資金は、万が一吹っ飛んだとしても他の支払いに問題ないよう、余裕資金で行うべきです。株式投資は、一日で収支がどーんと上下することなどざらにあります。それが家計にダイレクトに響いたら、下手をすればマイホームそのものを手放すことになりかねません。

まずは節約などを頑張って、投資用の種銭を作ることが必要ですね。そして少額から始めて、経験値を上げていくのがおすすめ。いきなりボーナスや退職金など、多額のお金をつぎ込むのは危険です。

そして企業研究や経済のしくみなど、勉強が大切。しっかり知識をつければ、ギャンブル的要素を減らすことができますし。

ただしくれぐれも、うまい話、勧誘にはご注意を。美味しいカモを狙っている人はたくさんいますから。

ちなみに私は、家を持つということ自体も、大きなお金を投じた「投資」だと思っています。家づくりも、勉強しないと失敗のリスクが上がります…お気をつけて~!