周りは若いご家族ばかり…50代で新興住宅街に転居はつらい?

考える50代女性 家づくりの知恵

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新興住宅地は若いファミリーばかり

新興住宅街にマイホームを新築する人の多くは、30代~40代くらい。まだ小さい子供がいて、幼稚園や小学校に通っている…というお宅が多いのではないでしょうか。

我が家が選んだのも、そんな新興住宅地の一角でした。ご近所さんの多くは若いパパとママ。

徒歩圏内には知り合いの家もありません。土地購入前に、何度か下見に来た時も、自分と同じような世代はあまり見かけませんでした。

周囲になじめるか心配だった

土地を買うとき、(そういう場所になじめるだろうか?)という思いが、ちらりと頭をかすめました。うちは子供もすでに大きくなってしまったので、子供つながりのママ友もできないだろうし。

けれど、近所に知り合いがいないというだけで、これまでの友人たちとつながりが切れるわけではないのだから、と思いなおし、その住宅地を選んだのでした。

そして実際に引っ越してみて、2年経ちました。

近くに友人は…とくにできていません。

ただ私自身、近隣の方と顔なじみになることは必要だと思っているので、そういう機会は避けないようにしています。

日頃心がけていること

日常の挨拶

朝のゴミ出しや外出時に顔を合わせたら、きちんと「おはようございます」「こんにちは」の挨拶をします。実は、いまだに向こう3軒両隣以外のお宅はよく知らないので、名前と顔が一致しない人も多いのですが…とにかく、気持ちよく挨拶するようにしています。

町内会への加入

引っ越してすぐ、ご近所さんへ挨拶に行きました。その際、町内会の班長さんのお宅を聞き、町内会への加入をお願いしました。

回覧板など面倒という人もいますが、私はむしろ、回覧板を回すのはご近所さんと言葉を交わせる機会だ、と思っています。

気持ちよく挨拶や会話をするよう心掛ける

「回覧板です」「ありがとうございます。今日は肌寒いですね~」など、ちょっとした会話もできますし。

町内会の行事(公園の清掃など)も、できる限り出るようにしています。そういう場だと、作業を通じて様々な方々とお話しできるので。

周囲は若いファミリーばかりだと思っていたら、意外に2世帯住宅があるらしく、親御さん世代の住民もいるようだ、という発見もありました。

家の前に花壇を作る

花壇やプランターがあれば、手入れのために家の前に出ることも増え、自然とご近所さんと会話をする機会もできます。

花の苗を植えたりしていると、ご近所の小さい子が寄ってきて、じーっとお花を見ていたり、「何しているの?」と話しかけられたりします。

たいてい近くにパパやママがいるので、それをきっかけにお話ししたこともありました。

我が家の場合は家庭菜園もしているので、野菜が収穫できたときにはおすそ分けをすることも。お返しにいただきものをすることもあって、ちょっとした会話の種になってくれます。

近所に友人がいなくても、寂しくはない

近所に「友人」はできていなくても、「顔見知り」はできた、というのが2年たった私の現状です。

これまで付き合いのあった友人とは変わらず連絡をとっていますし、仕事の日には同僚と話もできるので、寂しいということはまったくありません。コロナ禍のため、飲み会でおしゃべり…というようなことは確かに減っていますが、それは皆同じでしょうから。

近所に同世代がいないから…ということで、肩身が狭いようなことは、私の場合はあまり感じません。少しずつ「顔見知り」のお宅を増やして、笑顔でお付き合いできればそれでOKではないかな、と思っています。

家と人々

むしろ同世代ばかり多い若い人のほうが、お付き合いに苦労するのでは?という気もします。子供の通園通学の送迎や、習い事など、毎日のように顔を合わせる必要もあるでしょうから。

そのあたりは、アラフィフ世代のほうが、気楽でいいかもしれませんね。