夜更けに誰かが軒下を走る音?!あわてて外に出てみたら…

外まわり

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みぞれ混じりの雪の日に

2023年3月、北海道では珍しく暖かい日が続きました。

私の住む街でも、3月下旬にはほとんど雪が消えた状態。

明日にでもタイヤ交換をしようかな…?と思っていた週末、夕方から急にみぞれが降り出しました。

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雪国北海道では、年に2回のタイヤ交換が必須。毎年、いつ交換するか悩みます。

あれよあれよという間に、路面は真っ白に。
とけかかったかき氷のような、水っぽい雪に覆われてしまいました。

雪の上の足跡

「まだタイヤを交換せずにいて、よかったね」と夫と話していた夜のことです。

22時頃だったでしょうか。夜更けというのに突然、家の外でバタバタ…と、誰かが走るような音がしました。

音は、軒下あたり、家のすぐそばからのようでした。

こんな時間に何ごと?!

あわてて、外に出てみました。

でも、誰もいない…。

もしかして、侵入しようとした泥棒?

再び音が…

ゾッとした瞬間、また端のほうの軒下でバタバタ!と音が!
ハッとしてそちらを向いてみると、音の原因が判明しました。

なんとそれは、屋根から落ちる雪!
みぞれのせいでシャーベット状になっていた雪が、屋根から滑り落ちていたのです。

我が家の屋根は三角屋根。
三角屋根に積もった雪が、ボタボタボタ…と連なって落ちてきたのでした。
しかも、軒下の地面も、みぞれでべちゃべちゃ。
そのため、落ちた雪が水っぽい地面に当たってバシャバシャと響き、まるで誰かが走る靴音のように聞こえたというわけです。

屋根の雪

今回のように水っぽい雪がたくさん降るのは、このあたりでは珍しいため、あまり耳慣れない音にびっくりしてしまいました。

泥棒でなくて、よかった…。

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これも気候変動の影響?

真冬の間、落雪時には屋根上で「ズズ…ズズ…」という音がします。雪の塊が下へとずれる音ですね。
そして、雪が地面に落ちる時は「ドドドド…」と重たそうな音が響きます。

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我が家は平屋で、屋根は、ガルバリウム鋼板の切妻型です。雨音がうるさいかと思いましたが、驚いたのはちょっと意外な音でした。

こうした音は、屋根上の雪の質・量によって変わります。
一気にドーッと落ちることもありますし、少しずつドサ、ドサ、という時もあります。

地球温暖化、気候変動が進むと、屋根雪との付き合い方も変わるのでしょうか…。
「温暖化?雪が減るからいいんじゃない?」という単純なものでもないようで…。

パウダースノーが売りの地域で、水っぽい重い雪になってしまったり、今まで雪が少なかった場所で降雪量が増えたり…。

雪

気候は地球全体でつながっているわけですから、どこかでバランスが崩れれば、全体に影響するのは当然でしょうね。

私は北海道生まれ北海道育ちですが、子供の頃…つまり数十年前とは気候が違ってきたなという実感もあります。

「今までこうだったから、まあ大丈夫だろう」という読みが通用しなくなる、という事態も、いつかは起きるかもしれません。

これから家づくりをされる方には、様々な気候や災害に対処できるよう、よく考えておくことをおすすめします。