50代の住宅ローン選び:イオン銀行VSソニー銀行で悩んだ私たちの場合

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ローンについて何も知らないレベルからスタート

若い頃から、「いつかマイホームを持つ時のために…」と貯蓄をしてきた私たち。頭金はそれなりに貯めていました。でも、さすがに全額キャッシュというのは無理なので、ローンを借りることを決意。

でも、実はローンについては無知もいいところ。「ローンってどうやって借りるもの?」って感じだったんです…。

それまでは借金が嫌いで、車も、貯金してから現金で買っていました。ローン金利が銀行によって違うというのも知らなかったし、金利のほかに諸費用が要ることも知らなかったです。いい年して恥ずかしいわ~…。

家を建てると決めてから、あわててネットで住宅ローンの記事をたくさん読んで勉強しました。受験生の頃より勉強したかも…。

私たちがローン借り入れをした2018年当時の内容を基にしていますが、参考までに書いてみます。

50代でローンを組むと老後に響く…

とりあえず、ローン期間は夫の年齢で契約できるぎりぎりいっぱいの長さにしようと考えました。

でも50代の私たちは、それだと年金生活どころか、後期高齢者になっても延々とローン支払いをひきずることになります。それって厳しいですよね。

マイホームとお金
住宅ローンが長いと心配

ではなぜそうしたのか?

それは…そのほうが月々の支払額を抑えられるからです。

支払い額は、近隣の賃貸家賃より安いくらいに設定しました。

その一方で、現役で収入のあるうちにローン支払いと並行して貯金。10年間の住宅ローン控除期間が終わったら(つまりリタイアして年金生活に入る頃には)、できるだけ早く繰り上げ返済をしてしまおう!というプランです。

変動金利タイプのほうが利率は低かったけど、今後の金利の動きはわかりません。金利の動きでビクビクするのが嫌だったので、10年固定にしました。

イオン銀行VSソニー銀行

さて、どこの銀行に借りるか?調べた結果、イオン銀行ソニー銀行が候補にあがりました。近隣の一般の銀行より、圧倒的にローン金利が安かったからです。

それにイオン銀行なら、最寄りのイオン店舗で、直接相談にのってもらえるのもよい点でした。実際に店頭でローン試算もしていただきました。

ただ、イオン銀行はソニーに比べてローン取扱手数料が少し高く(定額パターンの場合)、また全額繰り上げ返済すると、手数料がかかります。

私たちは繰り上げ返済を頑張るつもりだったので、ソニー銀行が第一候補となりました。

ソニー銀行を利用するメリット

ソニー銀行は店舗がないネット銀行なので、なじみがなく不安、という人もいるかもしれませんね。

でも、ネット銀行ならではのメリットもあります。

住宅ローンの金利・手数料が安いことのほか、頭金がローン総額の10%以上だと金利の優遇があるのもメリットでした。ある程度頭金を貯めてきた人にはありがたいシステムです。

デメリットをあげるとすれば、前年度の年収が400万円以上と基準が他行より厳しいことでしょうか。

条件さえあえば、ソニー銀行のサービスはとても魅力的です。

ソニー生命と取引がある場合

新規にソニー銀行で口座を作るとき、もしソニー生命の契約を持っている人ならおすすめポイントがあります。

ソニー生命のライフプランナーの紹介で申し込むと、口座開設時に紹介プログラムがあるのです。一定の条件を満たすと、3000円のプレゼントがありました。

金額的にはわずかですが、ソニー生命と取引のある人はまず問い合わせてみるといいですよ。

私たちは、担当のライフプランナーさんに連絡をしたとき、対面で、ローン支払いについての詳しいアドバイスもいただくことができました。

ライフプランを基にした返済シミュレーションなど、我が家の状況に合わせたアドバイスがもらえたので、より具体的で参考になりました。

ソニー銀行との取引開始

ライフプランナーさんに紹介用の申込番号をもらうと、オンラインで口座開設ができます。口座を開設後、住宅ローンの手続き自体は、書類の郵送と電話でOK。専任のローンアドバイザーがついてくれますので、安心です。

PCを使う女性
口座開設ははネットで

そうそう、50歳過ぎると、ソニー銀行の場合3大疾病団信やがん団信は入れなくなってしまいます。「今さらだけど、40代のうちに建てればよかったかもね…」と愚痴った夫婦でした…。