窓辺にキラキラ…サンキャッチャー
北海道の3月といえば、まだ季節は冬。雪もけっこう降りますし、寒いです。ですが、日差しは少しずつ強くなっているのを感じます。
そんな日差しを愛でるアイテム、「サンキャッチャー」をご存じですか?窓辺につるしてかざる、透明なオブジェです。
高価なものだと、水晶など天然石、クリスタルガラス、手頃なお値段だと普通のガラスやアクリル樹脂などでできています。
日当たりのいい場所にサンキャッチャーをつるすと、ガラス部分に日光が反射して、小さな光の粒が壁に映し出されます。とてもきれいなんですよね。
色や形、光り方もさまざまで、好みに応じてデザインのバリエーションも豊富です。
風水のラッキーアイテムとしても
このサンキャッチャー、風水でもラッキーアイテムとして知られています。開運などの効果を求めるなら、天然石のものでなければ…という話も聞いたことがありますが、我が家では普通のガラス製のものを飾っています。
高価なものでなくても、日の光を浴びて輝く様子は、じゅうぶん心をウキウキさせてくれます。サンキャッチャーがあることで、意識して日の光を入れたくなることが、暮らしにプラスの効果をもたらしてくれるのだと思います。
飾る場所の安全にも注意
サンキャッチャーを窓辺に飾るときは、万一の落下や地震の揺れなどに備えて、対策をしておくとよいでしょう。我が家の場合は、小上がり部分の窓のそばに吊しているので、落下しても床は畳です。砕けて粉々…ということはないのでは、と思います。
また、窓ガラスが近いなら、飛散防止のフィルムを貼っておくのもいいでしょう。
引っかけ式の卓上スタンドを使えば、窓辺に限らず好きな場所に置けるので、自由度も上がりますね。
小さなお子さんやペットがいる場合は、注意が必要です。キラキラするので気になって、触りたい、いたずらしたいと思うこともあるでしょう。子供の手の届かない場所や、立ち入らない場所に飾るようにすれば安心です。
私は、子供が小さいうちはサンキャッチャーを飾りませんでした。触ると危ないよ、と理解できるようになってからのほうが、無難だと思います。
火災のおそれは?
また、「サンキャッチャーで火事につながることはないの?」と心配な方もいるのでは?虫眼鏡や水晶玉など、凸レンズ状のものが光を集めることによって、火事の原因になることがあるからです。こうした火事は、「収れん火災」と呼ばれています。
以前、インテリア雑貨の「スノードーム」による火事が話題になったこともありました。とくに冬場は太陽高度が低くなり、部屋の奥まで日差しが入りますので、こうしたグッズが収れん火災につながることがあるようです。
通常市販されているサンキャッチャーの場合は、光を分散させて虹色にするものですから、その心配はあまりないでしょう。ただ手作りのサンキャッチャーなどで、光を集める形状になっていたり、飾りに水晶玉のようなパーツを使っていたりすると危ないかもしれません。ご注意ください。