寝室のレイアウト、ベッド位置を考えるチェックポイント

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ベッドの位置はどうしますか

寝るときはベッドですか?それとも布団?

上げ下ろしの手間やホコリ・湿気の問題から、今はベッド利用が増えているように思います。

半数以上がベッド使用、という調査データもあるようですね。

和室に布団ならば、布団の位置は比較的自由でしょう。ただ、ベッドの場合は動かすのが大変なので、部屋のどこに配置するかよく考える必要があります。

風水ではどんな位置がよいとされているのか、調べてみました。

窓の直下に枕、は避ける

風水では、窓下に枕が来るような配置はよくない、としています。

窓からマイナスの気が入ってくる、と表現している本もあるようです。

これは、外から入ってくる何かしらの脅威(地震や飛来物による窓の破損や、不審者の侵入など)を避けるという意味があるのでしょう。とくに、大きい窓は要注意です。

また、冬には窓周辺の温度が下がります。ふとんをかぶっていない顔や首元から、寒さを感じやすくなることも。寒いと寝付きも悪くなりますね。

あたたかさが眠りにもたらすメリットについてはこちらも↓

さらに、窓周辺は結露によってカビが生えやすいと言われています。

健康面への悪影響を減らすため、窓の直下に枕が来る配置は、避けておいたほうが無難です。

ドア正面にベッドを置かない

睡眠中でも、人は本能的に身の安全を意識して、物音や気配へのセンサーを働かせています。

ドアを開けた真っ正面にベッドがあると、無意識下の警戒がストレスとなり、熟睡を妨げてしまいます。

それを防ぐには、ベッド位置を部屋の奥まった場所にすることです。あるいは心理的にワンクッションおくために、観葉植物や背の低い家具などを置くのもいいでしょう。のれんや薄手のカーテンで仕切るのもいいかもしれません。

また、ドア方向にまっすぐ頭を向けて寝るのもNGとされています。

誰か入ってきた際、頭を大きく動かさないと確認できないからでしょう。ドア側に足を向ける配置なら、ちょっと目を開けるだけで入口を確認でき、安心です。

大きな家具のそばは避ける

睡眠中、無防備な状態で急に大地震に見舞われたら、すばやく身を守ることはできません。タンスなど大きな家具を、ベッドに倒れかかってくるような位置に置くのは危険です。

ベッドの周囲及び避難経路には、極力モノがない空間を確保しましょう。

天井の梁、柱の角を避ける

寝ている場所の真上に、梁など凹凸や角があるのはよくないと言われます。

風水では「角からは殺気が出ている」と表現しています。柱などの角が向いているのも同様です。

角のあるものが目に入ると、無意識に圧迫感やストレスを感じてしまうからです。

どうしても構造上仕方のない場合は、布やグリーンなどインテリアアイテムで対処するのもいいかもしれません。

角の殺気についてはこちらも↓

階段下のトイレ、風水でNGとされる理由は?
階段下のトイレは省スペースになりますが、風水ではよくないとされています。その理由を考えてみました。

鏡に寝姿が映らない場所にする

夜中にトイレに起きたときなど、鏡に映った自分の影にドキッとすることがあります。

明るい時ならともかく、暗がりで寝ぼけまなこの時だと心臓に悪いですね。

鏡に映らない場所にするか、鏡にカバーをかけるなどの対策をしましょう。

姿見ミラーをどこに置く?鏡の設置場所について考えておきたいこと
おしゃれに欠かせない大きな鏡。新築時に設置するなら、いろいろ考えておきたいことが…。

ガラス鏡は割れることも心配なので、割れない加工のものがおすすめ。

同様に、花瓶など割れやすいものはベッドの近くに置かないようにご注意ください。

照明についても考慮を

眠る前に、本を読んだりテレビを見たりする人もいるのでは?

横になった状態で、照明がまぶしくないような位置かどうかもチェック。

照明のスイッチも、リモコンを利用するか、ベッドから操作しやすいと便利です。

また、安全上の理由から、ベッド真上のペンダントライトも避けましょう。

目覚めた時に見える景色を整える

朝目覚めたときに、見える景色が雑然としているとストレスになります。

視界に入るものはきちんと整理して、さわやかな目覚めを得られるのが理想です。

ただ、あまりにも何もなさ過ぎて真っ白い壁しか見えない…というのも問題。

白一色の部屋にはオバケが出る?
白を基調としたインテリアは人気ですが、あまり白すぎるのはNGかも…。

観葉植物の緑や、穏やかな色調のカーテン、アートフレームなどを利用するのもおすすめです。

寝室は体を休め、活力を養う大切な場所。よりよい環境づくりができるといいですね。