引き戸のメリットは開け具合を調整できること
我が家では室内の建具に引き戸を多く使っています。引き戸だとドアの開け具合を調整できるし、開けっ放しにしても急にバン!と閉まることもありません。
そのため我が家では、ふだんは引き戸のほとんどを開けたままオープンにして使っています。室内の移動がスムーズでラクチンです。
ただ、開けっ放しにしていると、室内が丸見えになってしまうこともあるので、ちょっと気になる…。
そこで、中を見せたくないところには、丈が長めの“のれん”をかけています。
のれんなら、視線はさえぎりながら風だけ通すことができます。
のれんでおしゃれに目隠し
かつては和風なイメージだったのれんも、最近は洋風やエスニックテイストなど、しゃれたものが多くなってきました。インテリアのポイントにできそうなデザインのものも、いろいろ出ています。
そうめんみたいな感じの「ひものれん」(ストリングカーテンともいう)などもおしゃれですね。スペースの仕切りとして活用する手段にもなりそうです。
ドアを閉めているときは注意?
我が家では、ダークブラウンのドアに、似たような茶色系ののれんをかけたところがあるのですが…最近、違う色のものに変えようかと検討中です。
というのは、ふだん開けっ放しにしている引戸をたまに閉めることもあるんですよ。そんなとき、のれんがかかっているとドアが見えずにゴン!とぶつかりそうになるので…。
色や素材が気に入っているのれんですが…もう少し透け感があるのれんのほうがよかったかな…と思ってます。ドアが見えるよう、一部に透かしがあるのれんもいいですね。
のれんを活用できる場所はいろいろある
のれんは、ドアと違って、空間をゆるやかに仕切ってくれるのがメリットです。
玄関とシューズクローゼットの間に仕切りドアをつけることがありますが、のれんで仕切るのもいいと思います。うちはすりガラスっぽい半透明の引戸にしましたが、たまに閉め忘れて、ずらっと靴の並んだ棚が見えちゃっていること、あるんですよ。のれんなら、閉め忘れもなく、通り抜けもしやすく、便利ですよね。
また、最近よく見るリビング階段の家にも、暖房効率をあげるためにのれんを使う方も多いそう。(我が家は平屋なので階段はありませんが…)
のれんは手ごろな値段で買えるので、模様替えも気軽にできるところがいいですよね。季節によってデザインや色を変えてみるのもいいかもしれません。