喜ばれる「贈り物」に大切なこと
誕生日や、ちょっとした記念日、お祝い事があったときなど、思いがけずいただくプレゼントってうれしいものです。
そういえば、母の日ももうすぐ。プレゼントを考え中の方もいらっしゃるでしょう。
でも、いざ贈り物をしようとすると、何にしたらいいか悩みますよね。
女性向けの場合はとくに、好みが多様なため選ぶのが難しい…という声をよく耳にします。
趣味が合わないものだと困るだろうし…と、無難な消え物を選んでしまう人も多いのではないでしょうか。
プレゼントをするとき、ふつうは「とにかく、素敵なモノを…」と、「何を選ぶか」ばかり考えがちです。
もちろんそれは間違いではないのですが、モノ選びだけで本当に喜んでもらえるかというと、どうなんだろう?って私は思うんです。
贈り物って、何かしら相手に伝えたい気持ちがあるから、することですよね。
だからモノだけでなく、「気持ちの伝え方」にも工夫する必要があるんじゃないでしょうか。
うれしい!と思うプレゼントには理由がある
私には、これまでにとくに印象に残っているプレゼントが、いくつかあります。
ひとつは、友人からもらったコーヒーカップです。
東京から北海道に引っ越すときに、「なかなか会えなくなるけれど、またいつか一緒にお茶しようね」といただいたものです。
彼女とは、カフェでよくおしゃべりをしました。
尽きない話に、いつもあっという間に時間が過ぎていきました。
このカップでコーヒーを飲むたび、彼女のことを思い出します。元気にしてるかなぁ、会いたいな、って。
もうひとつは、イヤリング。
「よく、ブルー系のネックレスをつけていたから」と、誕生日に、友人が同系色のイヤリングをプレゼントしてくれました。お気に入りのネックレスによく調和する、色味とデザインでした。
どちらのプレゼントも、自分の気持ちや好みに寄り添ってくれたことがうれしくて、感激しました。今でも大切に使っています。
相手と一緒に過ごした、楽しい時間を思い出してみる。
贈りたい相手の、毎日の暮らし方をを想像してみる。
そこにふさわしい贈り物は何だろうか…と思いを巡らせることができたら、
きっと素敵なプレゼントが思い浮かぶのではないでしょうか。
プレゼントを贈るとき心がけていること
私自身、誰かにプレゼントを贈るときに、いつも心がけていることがあります。
それは、必ず何らかの形でメッセージをつけるということ。
手紙や手書きのカードを添えたり、お店から直送のときは、到着日に合わせてメールを送ったり。
モノだけ届くよりも、贈り物にこめた気持ちも言葉にして、一緒に届けたい…と思うからです。
手書きメッセージなら、イラストを描いたり、カラフルなペンで書いてみたりもします。
お店によっては、ギフトの品物そのものに、名前やメッセージを入れてくれるサービスもありますね。
結婚○周年、とか、人生の節目にあたるお祝いなら、日付入りも記念になるでしょう。
素敵なラッピングも、準備するといいですね。包みを開けるまでのワクワクも、贈り物の一部分ですから。
大切な相手が、笑顔になれるような贈り物ができますように!