部屋に観葉植物を置くと吉?
以前、我が家では新築直後にプロのカメラマンさんに写真を撮っていただきました。
その際、カメラマンさんが、観葉植物の置き場にとても気を使っていたのを覚えています。インテリアの印象に、グリーンのもたらす影響は大きいですよね。
ふだんの生活でも、室内に小さくてもグリーンがあるかないかで、なんとなく居心地の良さが変わる…という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
風水でも、観葉植物を置くと吉、と言われます。
どうしてそのように言われるのか、考えてみました。
観葉植物を置くメリット
観葉植物は、生きています。日光を欲し、水を吸い上げ、蒸散しているわけです。
水やりを忘れれば枯れてしまいますし、日当たりが悪ければ元気がなくなります。
そのため観葉植物があれば、日当たりや温度・湿度にも気を配ろうという意識が生まれ、室内環境の改善に役立ちます。
植物に快適な状態は、住人にも快適なはず。
風水は、環境を整える知恵です。植物があることでもたらされるメリットを、経験的にわかっていたのでしょうね。
ただし、部屋の大きさに比較して植物が大きすぎたり、多すぎたりする状態はよくないと言われます。
植物のせいでスペースが狭くなり、生活に支障をきたすようでは、かえって暮らしの質を低下させてしまいます。
管理に手が回らなくなれば、衛生面にも問題が出るかもしれません。
あくまで主役はその部屋の住人です。快適に暮らせる状態を優先させましょう。
観葉植物が悪い気を吸い取って身代わりに?
「観葉植物が枯れるのは、主人の身代わりになって悪い気を吸い取ってくれたからだ」という話を聞いたことがありませんか?
植物が、持ち主の「気」のパワーに連動する…なんていう説も、耳にしたことがあります。
科学的な根拠はわかりませんが、持ち主の生活が植物に影響を及ぼすという可能性は、確かにあるんじゃないでしょうか。
一日中カーテンを閉めっぱなしや、風通しの悪い室内では、植物も元気がなくなるでしょう。
植物が、「このままじゃ身体によくないよ!」というサインを出してくれているわけです。
また、持ち主が観葉植物の元気のなさに気づけないくらい忙しかったり、ほかに気がかりなことがあったり…そんな時って、植物にまで気が回らないはず。
「あ、枯れている」と気づくのは、その原因となったことがひと山越えて、身の回りのことに気づけるレベルになった頃ではないでしょうか。
そんなことがあったら、「ああ、身代わりになってくれたんだ…」と思えるかもしれませんね。
人もグリーンも元気でいられるように
観葉植物は、種類によって育て方に差がありますし、手のかかることも多いもの。
でもだからこそ、大切に育てれば、暮らしに癒しと潤いをもたらしてくれるのでしょう。
明るさ・換気・水の管理に気をつけて、元気な状態をキープしたいですね!