ドライフラワーは風水では凶?
おしゃれなカフェや雑貨店で、ドライフラワーを使ったインテリアを目にしたことはありませんか?
どことなくアンティークな雰囲気がただよって、趣がありますよね。
しかし風水では、「ドライフラワーを飾るのはよくない」と言われます。
ドライフラワーはいわゆる「死んだ花」のため、陰の気が強いとか、縁起が悪いとされているのです。
せっかくきれいに咲いた花、ドライフラワーにして長く楽しみたいという気持ちもわかります。
しかし乾燥によってもろくなった植物は、ホコリがついても取り除くのが大変。ポロポロ崩れたり、虫に食われたりということもあります。
健康や衛生といった観点から考えれば、確かにマイナスの要素はありそうです。
飾りたい場合に注意すべきこと
しかし、思い出のブーケなど「どうしてもとっておきたい」という場合もあるでしょう。
そんな時は、ホコリがつきにくいよう透明なケースなどに収納し、こまめに拭き掃除するのがおすすめです。
ケースに入れられないものは、ほこりがたまりにくいよう、できるだけ風通しのよい場所に飾りましょう。
フェイクグリーンやプリザーブドは?
ドライフラワーと同様に、長く楽しめるインテリアプランツとしては、プリザーブドフラワーやフェイクグリーンがあげられます。
「プリザーブドフラワー」は、天然の花を薬剤で加工処理したものです。美しい色と形を長く保てるので、ギフトにもよく用いられます。
人工的に作られた「フェイクグリーン」も、本物かと思うような、リアルな見た目のものが販売され人気です。
しかし風水では、こうしたアイテムは生花に比べて「よい気をもたらす」作用は弱いとされています。
人工植物は、本物の植物と違い、手がかからないのはよいのですが…いつのまにかホコリをかぶったまま放置されることになりがちです。それではただのホコリ蓄積場所になってしまいます。
生花なら枯れて見苦しくなるので否応なしに片付けますが、人工物はそのタイミングが難しい…。
風水ではそうしたことから、ドライフラワーなどは生花に比べて運気を下げる、と教えたのかもしれませんね。
ガラスやアクリルケースに入っているタイプのプリザーブドフラワーなら、お手入れもしやすいです。ハーバリウムも、ボトルに入っているのでお掃除はしやすそう。
こうしたグッズがお好きな方は、お気に入りを厳選して、きれいに保てるよう配慮して飾るとよいと思います。