対応してくれる営業さんはどんな人?
モデルハウスを見学したとき対応してくれる営業さんは、もしそのメーカーで建てるとなったら、あなたの担当になる人です。営業さんの様子や人柄はチェックしておきたいですよね。どんなところを気にしておいたらいいでしょうか?私が重視したポイントをお話しします。
話し上手より聞き上手がいい
自社のセールスポイントをしゃべりまくる営業さんは、熱心さはわかりますが、疲れます…。私の場合は、基本控えめで、こちらが質問をしたときには的確に答えてくれる、という営業さんがよかったです。またそういう営業さんは、会話のなかでこちらの希望をうまく聞き出してくれます。それが、プラン作りのうえで新たなアイディアになったこともありますね。
会話のテンポなどがあっていて、話していて苦にならない営業さんに出会えたら、ぜひ名刺をいただいておきましょう。なぜなら、家づくりは打ち合わせの連続だからです。毎週毎週、何時間も打ち合わせが続きます。話していて疲れない営業さん、って、だいじなポイントだと思います。
老若問わず、人あたりのよい営業さんは多い
展示場では多くの営業さんとお話しましたが、どこのハウスメーカーでも、年齢・性別問わず感じのいい人が多い印象でした。新人らしき若い社員も、身だしなみがきちんとしていて、目がキラキラ&爽やかな笑顔。受け答えもハキハキしていて、好感が持てました。
ただ、我が家の場合は、夫婦とも50代。息子・娘といってもいいくらいの若手の営業さんよりも、同世代くらいの営業さんがいいなと思っていました。年を重ねて、いろいろ老後のことも考える年ごろなので、共感をもって家づくりをしてくれるパートナーがいいな…と。
なかには、新人だと頼りないからイヤ、という人もいるでしょう。でもそうした若手の場合は、バリバリのベテラン社員がきちんとフォローしている感じのところが多かったです。そういう意味では、やる気に満ちた若手営業マンと家づくり、というのも悪くないかもしれません。きっとベテランのカバーのもと、いっしょうけんめい、がんばってくれるでしょうから。
我が家が選んだのは…
ともあれ、我が家が選んだハウスメーカーの担当者は、建築士の資格保持者で、現場での経験も豊富なベテランでした。何を聞いても、即、わかりやすい説明が返ってくる。その安心感が決め手でした。
数社まで絞り込んだほかのメーカーも、よい営業さんばかりで、お断りするのは心苦しかったです。でも、最後には標準仕様や構造の違いで決めたので、正直に理由をお話しました。もし、いつか知人にそこの会社のことを聞かれたら、自分が選んだ会社でなくても、「〇〇さんはいい営業さんだよ」とおすすめできると思います。
家づくりのパートナーとなってくれる営業さんは、頼れる伴走者です。相性のよい営業さんに巡り合えるといいですね。