近所をお散歩していると、ついよそのお庭や玄関まわりに目がいきます。
季節の花や芝生など緑いっぱいのお宅もあれば、外構はすべてアスファルトにしているお宅もあります。暮らしのスタイルに合わせて、いろいろですね。
そんなお散歩の途中、ちょっと気になるお宅が…。皆さんはそんな経験、ないでしょうか。
気になるお宅① 常に何か作っている家
かつて私の実家の近くに、DIYを趣味にしている男性が住んでいました。
その男性は60代後半くらい。玄関前に風除室のようなスペースを作ったり、庭にウッドデッキを作ったり…結構本格的なんです。いつも忙しそうに作業されていました。
ただ…私がそこを通りがかるたびに、毎回違う形になっているんです。せっかく作ったものをまるごと作り替えたりしているので、なんだかもったいない!
いつだったか、母にたずねたことがあります。
「あのDIYの好きなおじさん、いったい家をどうしたいんだろう?」
母いわく、
「さあ…たぶんいろいろ家をいじるのが好きなんでしょう。完成させることが目的ではないみたいね」と。
なるほど…完成させることよりも、作業そのものが楽しいのか…。
そのおじさんの家を、私と母はひそかに、「○○町のサグラダ・ファミリア」と呼んでいました。きっとこれからも、進化を続けていくことでしょう。
気になるお宅② 工事が進まない家
気になるお宅その②…それは長期間、庭工事が中断状態のお宅。
ウッドデッキ、花壇、子供の遊具など、いろんなものをDIYで作ろうとしている様子なのですが…。
そのどれもが、作りかけで中断されているのです。
そのため、木材やコンクリートブロック、工具などが庭に無造作に放置され、何ヶ月も雨ざらしのまま…。
まだ小さいお子さんもいるお宅のようなので、危なくないのかなぁ…と人ごとながら心配になることも。
作りはじめたのはいいものの、難しくて途中であきらめたのか…。
それとも、ちょっとやってみただけで、飽きてしまったのか…。
せっかくの広いお庭、作りかけの品々が完成すれば、素敵なスペースになるでしょうに。
いつの日か、無事完成することを祈るばかりです。
家まわりの管理は大切
家まわりのDIYやガーデニングなどは楽しい反面、片付けなど面倒くさい作業もあります。つい後回しにしたくなることも、ありますよね。
とはいえ、やはり片付けは避けて通るわけにはいきません。家の周囲が乱雑だと見た目もよくないですし、衛生面・防犯面などにデメリットがあるからです。
衛生面での注意
たとえば庭に草がボウボウ、そのうえ不要物を放置していると、虫が巣を作って繁殖し、室内にも入ってきやすくなります。
古いプランターやバケツなど放置したままでは、雨水がたまって蚊の産卵場所になる恐れも…。
ゴミ屋敷予備軍みたいになってしまうと、ご近所づきあいにも影響しそうです。
防犯面でも注意が必要
さらに怖いのは、家まわりが乱雑だと「防犯意識が薄い」とみなされ、犯罪のターゲットになりかねないこと。
雑草や不要物の放置は、家の周りに死角を作ります。泥棒にとって仕事のしやすい環境を作ってしまうわけですね。
それに家まわりが汚いと、侵入の痕跡が残りにくい、気づかれにくいということもあるようです。
そういうお宅は何度も空き巣に入られることもあるそうですよ。
また、段ボールの空き箱など燃えやすいものが放置されていれば、放火の心配もあります。いずれ廃品回収などに出す場合も、物置など目につかないところに収納しておくほうが安心です。
家まわりはきれいにするのが吉
風水の教えでも、「家まわりが乱れているのはよくない、運気を落とす」としています。
家は中だけでなく、外まわりもきれいにしておきたいものですね。我が家も気をつけます!