車庫・物置の積雪荷重、どのくらいまで耐えられる?

ガレージと雪 外まわり

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大雪で車庫が心配に

この冬、大雪に見舞われた北海道。

我が家でも、車庫と物置の屋根に雪がうずたかく積もり、最大で1m近くに及びました。

雪おろしをしたくても、雪が多すぎて、下ろした雪を捨てるところがない状態。だから、積もったままにせざるを得ませんでした。

「雪の重みでつぶれるのでは…」と気が気じゃなかったです。

うちの車庫は、いったいどのくらいの積雪まで耐えられるのか…。

ハウスメーカーに電話して聞いてみようか…と思っていたのですが、ガレージ本体に耐荷重の記載を発見!

同じような心配をお持ちの方のために、我が家のケースをお話ししますね。

雪に強いカスケードガレージ

我が家の車庫は、株式会社日江金属の「カスケードガレージ」という商品。

「雪に強い!北海道生まれの頑丈設計」というのがうたい文句です。

家を建てたとき、ハウスメーカーから車庫カタログをもらっていた我が家。

きっとカタログに、耐荷重の記載があると思って、調べてみました。

が、夫も私も、車庫の型式名を覚えていなかった…。

疑問に思う女性

カタログにはさまざまなタイプの商品が掲載されており、うちの車庫がどのタイプだかわからなかったんです。

家を建てた時の仕様書を探してみないとダメか…

いや、ひょっとして車庫本体のどこかに書いてあるのでは…と思った私は、ガレージ内部をチェックしてみました。

車庫本体に耐荷重の表示を発見

すると、ガレージ内にステッカーが貼られていました。入り口近くの、側面の壁です。

(私はそれまで、ステッカーがあることにまったく気づいていませんでした…)

「取り扱い注意事項ラベル」とあり、真ん中に「550タイプ 積雪550kg/㎡(約1.8m)に耐えます」との文言が!

1.8m!それなら、まだ大丈夫でしょう!

ほっと胸をなで下ろしました。

後で、ハウスメーカーからの仕様書も見つけました。

車庫の型式は「NS-2200」と判明。カタログを確認すると、積雪1.8m対応のマークがついていました。

でも本体に表示があるのなら、それを見たほうが早いですよね。

※ちなみにこの「積雪550kg/㎡(約1.8m)」とは、新雪(雪比重0.2~0.3)の場合です。

湿った雪だと1.1m、春先のもっと湿った雪だと、80cmが目安だそうです。

ガレージのタイプによって耐荷重も異なる

カスケードガレージは、積雪荷重によって積雪量1mまでの「300タイプ」から、2.5mまでの「750タイプ」まで5段階に分かれています。

積雪量1m対応の300タイプにしていたら、危なかったかも…?

我が家が車庫を選んだ際には、希望のサイズのみをハウスメーカーに伝えただけで、積雪量のグレードは指定していませんでした。

でも、ハウスメーカーのほうで余裕をみて、1.8m対応のタイプを選んでくれていたのだと思います。

物置にも耐荷重表示が

我が家には車庫のほかにも、外物置があります。

一戸建ての物置、設置するとき考えておきたいこと
一戸建ての場合、外物置を設置するお宅が多いと思います。使い勝手のいい物置の種類や配置について、考えてみました。

こちらも本体内部をチェックしたら、耐荷重表示がありました。

ヨドコウのヨド物置LMDSタイプ(積雪型)だと、約100cmまで対応、と記載が。

物置内部に表示ステッカーが

おお、こっちはギリギリでしたね…。

3月になっても、北海道ではまだまとまった積雪の可能性もあるので、油断はできませんが。

これまで、こんなに大雪に見舞われたことがなかったので、車庫・物置の耐荷重など気にしたことがなかった我が家。勉強になりました…。