CASIO電子ピアノprivia、別売ペダルSP-20をレビュー

ピアノ 暮らしノート

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電子ピアノprivia・PX-S1100のペダルを買い換え

カシオの電子ピアノprivia PX-S1100で、毎日ピアノを楽しんでいる私。

PX-S1100には、音を伸ばすサステインペダル(SP-3)が付属しています。ただ、ちょっと小さくて軽く、おもちゃっぽいんです。演奏中に踏んだり離したりした弾みで動いてしまい、困っていました。

そこで先日、別売りのSP-20というペダルに買い換えました。

ペダル1本のみですが、実際のペダルの大きさに近く、重さもあるので、付属ペダルよりも動きにくくなりました。使い心地をレビューしてみます。

よい点

CASIO純正なので安心

PX-S1100本体の差し込み口に、SP-20のジャックを差し込むだけでOK。

適度な重みで、安定感あり

付属ペダルより重量があり動きにくく、安心です。やはり付属のものより踏みやすいです。

イマイチな点

本物のピアノのペダルのように、微妙な調節はできない

ペダルを手前側からのぞいてみると、奥に大きなバネ状のものが見えます。踏むことによってこのバネが上下して、ペダルのスイッチON・OFFを切り替えているのだと思われます。

本物のピアノと違い、あくまで電気製品ですからね。ONかOFFかの切り替えしかできないということで、微妙な踏み加減の調節は難しいです。

踏んだ時にカチャカチャ当たる音がする?

SP-20は踏みしろが本物ピアノより少し浅い感じ。ちょっと強く踏むと、ペダルがカチッと下に当たる音がします。

私が購入したものは、ちょっとした不具合なのか?当初カチャカチャした音がすごく気になりました。ペダルを踏むたび下の台座に当たって、音がしていたようです。

ならば緩衝材を貼ったらどうかと試しました。ホームセンターで売っている、椅子の脚に貼るフェルトシールみたいなものを貼ってみたんです。

が、すると今度はペダルが効かなくなる……😲 フェルトなんてほんのわずかな厚みなのに?

「うーん。不良品!?」と、ペダルをまじまじと観察してみたところ、ちょっと気になる点がありました。

自分で調整して解決

本来、ペダルはベースに対して平行というか、水平になっているはず。しかし我が家のものは若干、左右にゆがみというか、曲がった状態で前述のバネにつながっていたようです。

下の図は、ペダルを手前から見た図です。右図のように、ペダルがほんのわずか右上にねじれたような感じになっていました。左右もちょっとブレがあるような……。

(図はわかりやすいように少しブレを誇張しています)

そこで、多少なら調整が効くのでは……と思い、トライしてみました。

ゆがんでいる部分をつかんで力をかけ、ペダルが水平になるようにしばらく押さえてみたんです。本来の位置に近づくよう、クセづけをする感じです。

すると……

カチャカチャ音はなくなりました!よかった!

不具合は、お店で見てもらうのが無難

音を伸ばす機能は正常だったので、不良品とまではいえないかもしれないけれど……踏むたびにカチャカチャ鳴ると、気になって弾けませんよね。

店舗での購入ならお店に持っていくところですが、通販だったのと、ゆがみがわずかだったので、私は自分で調整してみました。

ただ、あまり力をかけすぎるとペダルが破損するかもしれません!無理は禁物。メーカーやお店のサポートに確認するのがおすすめです。ご自分での調整は自己責任でお願いします……。