トンボが夫のまわりをホバリング
9月。トンボの多い季節となりました。トンボって、前にしか進まず退かないため「勝ち虫」とも呼ばれ、縁起がいい虫とされているそうですね。そんな、トンボにまつわる我が家のささいなお話です。
先日、夫が洗車しているのを手伝っていた時のこと。

夫の頭のまわりを、なぜか一匹のトンボがホバリングしていることに気づきました。夫が動くとそれにあわせてついて動き、ずっと離れないんです。思わず、夫に声をかけました。
「ちょっと~トンボが懐いてるよ!」
「え?あ、ホントだ」夫は、言われるまで気づいていなかった様子。
肩に止まった!
やがてこのトンボ、夫の肩にピッと止まったんです。まるで、ペットのインコみたい!
「かわいいなぁ」とまじまじ見てみたら……。
あれ?なんか食べてる?
……
おおっ!蚊です。蚊を食べていたんです!ムシャムシャと!
「そうか、わかった!」
夫はふだん外で作業する時、蚊に刺されないように虫除けスプレーや、メッシュネット付き帽子で対策するのですが、その日は何もしていなかったんです。そのため、夫の頭の周りに蚊が寄ってきていたのでしょう。
トンボはそれを狙って、近寄ってきていたというわけです!

懐いたわけじゃなかった……
「なーんだ、懐いたわけじゃなかったのか」納得のような、ちょっと拍子抜けのような。
よく、トンボとか蝶など虫が近づいてきて、指に止まったり近くにとどまったりしていると、「亡くなったおじいちゃんかも?」なんて言うこと、ないですか?とくに、お盆やお彼岸の頃に多く現れるトンボは、ご先祖様の使いと言われることもあるようです。
でも、そんな情緒をあっさり砕いた、ムシャムシャ食いしん坊トンボ君 (^^;)。蚊を追っかけていただけですもんね。
とは言えトンボにまとわりつかれている夫の姿は、なんだかのどかで、とてもほっこりしたのでした。

