土地選びは悩ましい① マイホームの土地、何を決め手に選ぶ?

鉄塔と住宅地 家づくりの知恵

※当ブログのリンクには広告が含まれています。

土地選びがいちばん大変

振り返ってみて、家づくりで私が一番しんどかったのは、土地決めでした。予算と希望に近い物件が出たときに、決断するのが悩ましい!なぜって、よい土地は早いもの勝ちです。さらに、土地でお金を多めに使ってしまうと、家にかけられる予算が減るわけで、慎重にならざるを得ません。後戻りできない!という感覚もプレッシャーでした。

まずは夫婦の希望をすり合わせるところから悩みました。
夫の希望は家庭菜園のできる広い庭。
街なかから離れた不便な場所でもいいから、敷地広さは最低でも100坪!(*_*;

でも私の希望は「あまりにも不便なところはイヤ!」
ただ、平屋を希望していたので、やはり敷地に余裕は必要です…。

それまでにも、ハウスメーカーから土地の紹介はいくつかありました。ただ、地価の安い北海道でも、やはり100坪となると…便利な街なかエリアでは完全に予算オーバー。希望の予算内では、なかなか見つかりませんでした。

夫と話し合いの結果、妥協できるポイントを決めることに。
街の中心部からは少し離れているけれど、徒歩圏内に最低限の生活利便施設(スーパーやコンビニ、クリニック)や、バス路線があるエリア、で絞りました。

地元の不動産屋さんに希望を伝え、「いい物件があったらお知らせください」と頼んで数週間後、希望エリアで100坪の土地が出た、と連絡が。整形地ではなく変形地だけれど、予算に近いとのこと。すぐに翌日行ってみました。

土地の候補が見つかった

そこは、新興住宅街の一角でした。一軒あたりの敷地に余裕があり、閑静な街並みです。変形地ではあるけれど、100坪あるせいか、問題はなさそうに感じました。

敷地の中に立ってみました。初夏の風が気持ちよく通り抜けていきます。
日当たりもいい。うん、悪くない。

その夜、夫に土地の様子を伝えました。「明日、会社の帰りに寄ってみる」とのこと。
私も翌日、ふたたびその場所に行ってみました。
と、その敷地の前に、軽自動車が1台止まっているじゃありませんか。
女性が一人、その敷地の前で何かノートにメモしています。
私は少し離れた場所に車をとめました。

(業者?それともほかの購入希望者?)
聞いてみたいような、聞くのが怖いような。
結局、声はかけられませんでした。心臓がどきどきしました。
そうだった、よい土地は早い者勝ち。
決めるなら早くしないと。

寝ても覚めても土地のことばかり

そこから、「申し込みを入れよう!(いわゆる仮押さえ)」と決めるまでの半月の間、寝ても覚めても「土地をどうする?」ばっかり考えていました。
申込をして、購入の交渉をして、最終的に「決めます!」と連絡するまでさらに半月あまり。
いや~、今思い出しても大変だったです。
では、どうやって決断したのか…決め手となったポイントは何なのか?
長くなったので、それは次回につづきます。