セントラルヒーティングの不凍液交換とは?
我が家では、エコジョーズのセントラルヒーティングを使用しています。
先日、暖房設備の業者さんから「不凍液交換のご案内」というお知らせが来ました。
セントラルヒーティングとは、ボイラーで暖めた不凍液を、家じゅうのパネルヒーター内部に循環させる方式です。
不凍液は年月とともに劣化し、量も減ってくるため、定期的に交換する必要があるんだそうです。
業者さんによると、不凍液の交換は3年ごとが理想的とのこと。
ですが、1回の費用が3~4万円かかるというので、我が家ではちょっと延ばすことに。
冬場を4シーズン超えたところで、交換をお願いしました。
交換の頻度は何年に1回?
4シーズン目という交換の頻度は、どうなんだろう…と思ってネットを検索してみました。
すると、もっと長いスパンで交換しているとか、そもそも「交換が必要って知らなかった!」という人までいるようでした。
業者さんに「皆さんどのくらいで交換を?」と聞いてみたところ、「3年から5年というお宅が多いですね…」とのこと。
でも、もっと長く使っているお宅もあるそう。
「3年ですぐに使えなくなるというものではないです。ただ、不凍液のさび止め効果は3年を過ぎると落ちてくるので、パネル内部がさびやすくなる恐れがあります」と。
パネルがさびて穴でも開こうものなら、もっと高額な費用がかかります。それを防ぐには早めの交換を…とのことでした。
パネルヒーターを長持ちさせたければ、4~5年に一度は交換が望ましいということなのでしょう。
不凍液交換当日の流れ
さて、作業当日。
我が家はボイラーを脱衣室に設置しています。床にマットを敷き、タンクのようなものを置いて、作業開始です。
まず、家じゅうのパネルヒーターのバルブを全開にします。
そしてボイラーから不凍液を抜いて、配管内を洗浄。
使用済みの不凍液は、思ったよりキレイでした。(入浴剤を入れたお湯みたいな感じ)
もっと濁っているかと思ったのですけどね。
担当の方いわく、「この程度の年数なら、不凍液の見た目はそれほど変わりません。ただし中がさびてくると、もっと黒っぽくなることがあります」とのこと。
我が家は新築後4年未満なので、まだ、さびの心配はないでしょう。
正直、もう1年くらい後で交換してもよかったかな?
まあ、早めの交換でパネルヒーターを長持ちさせられるなら、よしとしましょうか。
新しい不凍液を補充してもらい、試運転をして暖かくなるかを確認。作業は無事終了しました。
作業時間は約2時間、といったところです。
「暖房時に、チョロチョロ水の流れる音がするなど、異常のある時は知らせてくださいね」とのことでした。
これで、しばらくは安心です!