家相・風水を「信じる・信じない」は、そもそもナンセンスだと思う

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家相や風水、あなたは信じる?信じない?

「家相や風水を信じますか?」という話、時々耳にしますね。

でも私は、この「家相や風水を信じますか?」という言い方が好きではありません。

信じるか信じないか、というのは、家相や風水を「占い」とか「非科学的なもの」という前提で語っている気がするからです。

煙

私自身は、家相や風水を「住環境や防災に関する経験的な知恵」ととらえています。そのため、「信じる・信じない」ではなく、「取り入れる・取り入れない」という選択のほうがしっくりきます。

家相や風水が生まれた時代と、現代とでは、環境も技術も大きく変化しています。

かつては住環境に大きなマイナスであったことが、今では技術的にカバーできるようになっているとしたら?

家相や風水でよくない、と言われることも、今では問題ないかもしれません。

その一方で、家相や風水の教えが今も通用する、という事柄も、あると思うのです。

邪気とは?

たとえば家相・風水で、「邪気」という言葉を耳にすることがあります。

邪気とは「悪い気」「ネガティブなエネルギー」を指していると言われますが、具体的には何なのでしょう。

家にとって“邪気”となるもので、もっともありふれているのが「湿気」ではないか、と私は思います。

傘を持った手

湿気がたまると、ジメジメして不快なだけでなく、カビやコケの元となります。

「邪気」というと非科学的な響きに聞こえるかもしれませんが、過度な湿気と考えれば、誰でも納得できるのではないでしょうか。

さらに湿気だけでなく、有害物質を含んだ空気や悪臭、換気不十分な状態も“邪気”にあてはまることでしょう。これらも健康上よろしくないことは、皆さん疑いないことと思います。

住環境に関わる知恵をもっと利用しよう

風水では、気がめぐることが大切とされます。その言わんとするところは、モノの淀みを取り除き、きれいな空気を取り入れ、環境を整えなさいということでしょう。

そう思わせる意識付けの効果が、家相や風水にはあるのだと思います。

観葉植物

古くからの言い伝えやことわざのように、大事なことを多くの人にわかりやすく広められる…家相や風水は、そうした知恵のひとつです。

「信じる・信じない」ではなく、うまく利用してみてはいかがでしょうか?