『幸運が舞い込む部屋探しの秘密』を読んでみた
卒業・入学・転勤シーズンを前に、部屋探しが必要な人も多いと思います。
希望通りの賃貸物件にめぐりあえるか、期待と不安でドキドキしますよね。
そんな方々におすすめしたい本を見つけました。それは…『奇跡の不動産屋が教える 幸運が舞い込む部屋探しの秘密』です。
著者は、テレビ出演もされている不動産会社代表の鈴木誠氏です。
鈴木氏は、「住む部屋が変われば、ただそれだけで、必ず人生は変わる」といいます。
私自身も、風水や家相に興味を持つなかで、「家」や「部屋」が住人に与える影響の大きさを感じてきました。
ですから、「数多くの物件と、その住人を見てきた不動産屋さんならではの見識を知りたい!」と思い、読んでみました。
風水や家相の教えと共通する内容もたくさんありました。では、ブックレビューしてみます!
4つの「誠ルール」とは
鈴木誠氏が、部屋探しに際して最重要視している4つのポイントとは、
- 日当たりがいい
- 自分が住めるかどうか(家族など、大切な人を住まわせたいかどうか)
- 物件を見てピンとくるかどうか
- 住んだあとのよいイメージが湧くかどうか
だそうです。
これを外さなければ、大きく運気を落とすことはない、とのこと。
健康な暮らしには、やっぱり日当たりは欠かせませんよね!風水や家相でも、それは同じです。
「ピンとくる」ことの大切さ
また、「物件を見てピンとくるかどうか」という鈴木氏の意見も、なるほど…と思いました。
「ピンとくる・こない」は、実はこれまでの人生経験や、深層心理・無意識の部分が関わっているのでは…と思うからです。
たとえ根拠のようなものはなくても、自分の好みや過去の経験から導き出された答えなら、尊重する価値はあるというもの。
「ピンときた」ということは、無意識の世界で「GOサインが出た」のかもしれません。
そういう家に住むことによって、潜在意識が刺激され、人生を好転させてくれるのかも…という気がします。
住み心地は人生に影響する
ちなみに私自身、親の仕事の都合で転勤も多かったので、たくさんの家に住みました。社宅もあれば、アパートや一軒家もありましたね。
これまで住んだ家の数をすべて数えてみたら、15~16軒になりました…。
(あいまいなのは、幼少時の家の記憶が定かでないせいです…)
いろんな家に住んでみた経験から、「やっぱり家によって住み心地は違うよなぁ…」と実感します。
住みやすい、暮らしやすい家もあれば、うっすら暗くて気がめいるとか、どうも落ち着かない家というのもあるものです。
「なんとなく…」「うまく言葉にできないんだけど…」というようなことでも、それが日々積み重なっていけば、心身に何かしら影響する可能性もあるでしょう。
住まいが人間に与えるパワーは無視できない…と私も思います。
物件探しで見るべきポイント
この本では、内見の重要性についても、具体的なポイントが紹介されています。
最近はコロナの影響もあって、オンライン内見なども可能になりましたね。でもやっぱり、実際に足を運ばないとわからないことがたくさんあるといいます。
匂いとか湿気、騒音、携帯電波の入りやすさ、さらには水道の水圧とか、住人の雰囲気など…現地で内見しなければ気づけません。
オンラインやVR内見は、あくまで補助的な手段ということでしょう。便利なツールで物件数をしぼって、効率的に内見するなど、有効に使いたいものです。
賃貸だけでなく、持ち家派にも参考になる
引っ越しは、身体的にも金銭的にも負担がかかります。だからできるだけ失敗したくないですよね。
だからこそ、物件選びには知識をつけて臨みたい!これから物件探しをする人なら、読んでおいて損はないはずです。
賃貸暮らしの人だけでなく、「これからマイホームを!」という人にも、参考になる情報がたくさん詰まっています。一度読んでみてはいかがでしょうか?