北海道新聞社発行のエンディングノート
先日、北海道新聞社からエンディングノートが発行されたことを知りました。
北海道新聞社では、これまでにもエンディングノート系のものが発行されていました。『55歳から始める 私のくらし便利帳』や、『はじめてのエンディングノート 私のくらし終活帳』などです。
今回ご紹介する『私のくらし人生帳』は2024年3月発行。新たな情報を加えアップデートされたものになっていますね。
北海道発「100年時代」の私のくらし人生帳 とは
『私のくらし人生帳』は、書き込み式の終活帳としての機能はもちろん、関連情報が充実しているのがポイントです。
シニア世代にとって、若い頃のできごとや流行歌をまとめた年表ページは、思い出を呼び起こすだけでなく、家族で話すきっかけにもなります。
また、後半の「終活入門ミニガイド」もすぐれもの。老後の住まいや相続など、高齢者向けお役立ち情報や、終活事情がまとめられています。いわば「北海道版・終活の参考書」というべき内容です。
北海道内のお墓事情も詳しく紹介
この『私のくらし人生帳』には、お墓関連情報もいろいろ紹介されています。
たとえば、ペットも入れるお墓だとか、市町村が運営する合葬墓が一覧で掲載されているんですよね。
最近人気が高まっている合葬墓(合同墓ともいう)ですが、自分の街にもあるかどうか、知らない人も多いのでは?
安価で後継者もいらない合葬墓は、今後ますますニーズが高まることでしょう。住民以外でも、居住歴があれば利用できる墓地もあります。
利用条件は、市町村のホームページなどに掲載されていることも多いですが、ひとつひとつ調べるのは大変。この『私のくらし人生帳』には一覧になっているので便利ですね。さすが北海道新聞社!です。
他のエンディングノートと比較して
エンディングノートはいろんな会社から様々なタイプが販売されていますが、この『私のくらし人生帳』は、A4版で、他社のものよりひとまわり大きいです。
ページが大きいと、書き込み欄にも余裕がありますし、字のサイズも大きめ。シニア世代は小さい字が見にくいので、助かります。
年齢が上がると、文字を書くのも若い頃より大変になります。私の両親もそうでしたが、握力が落ちたり手が震えたりで、小さい欄だと書きにくいようでした。家族が聞き書きするならよいのですが、高齢者本人が書く場合は、大きいほうが書きやすいです。そういう点でも、シニアにやさしいエンディングノートだと思います。
購入はどこで?
このノートは一般書店のほか、Amazonなどネット書店でも購入ができます。
北海道以外にお住まいの方が、北海道の親御さんのために購入することもできますね。
また、北海道新聞の販売店経由で取り寄せできる場合もあるようです。(私も以前、別な商品ですが近所の販売店にお願いしたことがありました)
北海道内在住の方は、お近くの販売店さんにたずねてみてはいかがでしょうか。