女性へのプレゼントといえば花!というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
お花なら年齢を問わずに喜んでもらえそうですし、季節感も演出でき、何より贈ったときに場が華やぎます。大きな花束の贈り物なんて、ドラマティックですよね。
私の周りに聞いてみると、お花をもらうとウレシイ!という人が多数派ですが…なかには、「お花はちょっと苦手…」という人もいるみたいです。
お花が苦手な人もいる
お花が苦手という知り合いに理由を聞いてみると、「生花は枯れるから嫌…」とのことでした。
お花は生き物。鉢物ならば長持ちするでしょうが、切り花なら一週間もすれば枯れてしまいます。
そのはかなさこそが花の魅力でもありますが、「しおれて汚くなるのが嫌」「枯れた花に触りたくない…」「枯れていくのを見ると悲しくなる」という声も。
あるいは香りや花粉が苦手、という人もいるようです。アレルギー体質の人もいますしね。
相手の好みを考慮して
もしプレゼントにお花を考えているなら、さりげなく花の話題を振ってみてはどうでしょう。
花の写真を見せて、「この花、名前がわからなくて…」とか。
「うちの近所に咲いてて、きれいだなと思って」とか。
お花好きなら、きっと興味を示してくれるはず。
「一番好きな花って、何ですか?」とあえて聞いてみるのもおすすめです。
「うーん…」と困るようなら、あんまりお花に興味がないか、苦手…なのかもしれません。
生花が苦手なら、枯れないプリザーブドフラワーや、ハーバリウムを選ぶという選択肢もありますが…インテリアグッズは好き嫌いがあるので、ふだんから贈る相手の趣味を観察していないと難しいですね。
クールでシンプルなテイストが好みの女性に、ガーリーでファンシーなインテリア小物をプレゼントしても、「趣味に合わない…」と困惑させてしまう可能性もありますから…。
事前に周囲の人に好みを聞くなど、リサーチしておくのが無難です。
お花のボリュームにも配慮を
花束やアレンジフラワーを贈る際は、大きさにも配慮が必要です。ワンルーム暮らしの人や、電車で帰るという人に大きな花束を贈るのは、ありがた迷惑になりかねません。
それに、「こんな大きな花束もらっても、家に花瓶がない!」ということもあるかも…。
最近は、花瓶に移さず、そのまま飾れるスタンディングブーケも人気です。
鮮度保持のゼリー入りなので、水替えの手間もありません。可愛いラッピングもそのままでOK、手間いらずです。
大きさ・値段よりも気持ちが大切
ゴージャスな花束などインパクトの大きいプレゼントは、それなりのタイミング・関係性がないと相手を恐縮させることもあります。
「とりあえず豪華な花にしておけば、何でも喜ぶだろう」ってことではないと思うんです。
大きく派手な花束より、一輪のバラのほうがうれしい、ということだって、きっとあるはず。
何より、センスよくアレンジした花なら、小さくても貧相にはなりません。むしろコンパクトなほうが、しゃれた感じになることだってあります。
小ぶりなお花とプレゼントを組み合わせるというのも、素敵です。
ちょっとしたお菓子や小物でも、お花と一緒なら、ぱっと華やかになりますから。
モノはあくまで、気持ちを託すためのツールです。
贈る相手に、気持ちが上手に届くといいですね。