グリル調理で焦げ目がつかない…故障?
先日、魚焼きグリルでお魚を焼こうとした私。
いつもの設定時間で焼いてみたのにどうも焼き目がつかない。変だなぁと思ってグリルの火を確認したら、なんとグリルの上火がついてない!これじゃ焦げ目もつかないわけです。
我が家のコンロは、リンナイのビルトインコンロ「ひろまるコンロ」です。
取り扱い説明書を見ていろいろ確認するも、上火はつかず…。
リンナイのサポートに電話して原因を聞いてみても、「うーん、お伺いして見せていただかないと何とも…」。
使用期間は1年半と少し。保証期間の1年はすでに過ぎているので、担当者に来てもらうだけでも出張費がかかるそう。
「お掃除すると直る場合もありますが…」とのひとことに、ハッとしました。
故障の原因は鶏肉の脂?
実はその2日前、グリルで鶏肉を焼いたんです。
脂が多いせいか、グリルの中で火が出て、一瞬、奥の排気口から炎が見えるほどに!
あわててスイッチを消し、ことなきを得たんですが…。
もしかするとその時に、ススや脂がバーナー部につまったのでは…とひらめいた私。
「ちょっとお掃除も試してみます!」と電話を切り、グリルのお掃除を開始。
グリル内部は、案の定、すすけて真っ黒になっていました。
取り扱い説明書には、グリル内部のお掃除には中性洗剤を使うこと、とあります。
でもここまでひどいと中性洗剤では効かなそう…と思い、私は重曹と水を混ぜた重曹水を使いました。
(※推奨はできませんので、試す場合は自己責任でお願いします!)
重曹水を古布にしみこませ、内部を何度も拭き掃除。その後、水だけで湿らせた布でまた拭いていきました。
(※内部は点火プラグなどの部品や、凹凸がありますのでご注意ください!)
いくらかきれいになりましたが、まだ上火はつきません…。
点火プラグからは火花が出ているものの、そこから天井部分のU字型のバーナーに火がまわっていかないのです。
U字型バーナー付近の穴を発見
懐中電灯でグリル内の天井部分をよく観察すると、小さな穴がずらりと開いていることに気づきました。(写真はピンボケですみません)
「本当はここからガスが出るのでは?」
「この小さな穴に、汚れがつまっているのでは?」
そこで、その小さな穴のひとつひとつを、竹串の先でつついてみました。まずは奥の、点火プラグの近くからです。
それから点火を試すと、プラグ直近の火が少し、ついたような感じがしました。
「いけるかも…」
もう一度、つつき作業開始です。
そこからは、ひたすら竹串で穴をつつき続けました。数十回つついては点火を試し、様子を見る、の繰り返しです。
グリル復活!
そして全部の穴をつつき終えると…無事、グリルの上火全体に火が回りました!
「やったぁ~!」
無事にグリルは復活。修理費をかけずに直すことができました。
さきほど電話をしたリンナイのサポートに連絡を入れ、「お掃除で直りました!」と報告。
「そうでしたか、よかったです。もし気になることがあったら、またいつでもご連絡ください」
「ありがとうございます!お掃除というヒントをいただけたおかげです~」
皆さんも、脂っぽいものを焼くときはご注意を…。
※ なお、このレポートはあくまでブログ運営者の所有物について自己の責任において行ったものです。お試しいただく場合には安全に留意して、ご自分の責任においてご判断ください。万一何らかの損害がありましても一切の責任は負いかねます。ご了承ください。