手書きの手紙をもらったらどう思いますか
手書きの手紙、出すのも、もらうのも好きな私。
でも先日、「手書きの手紙をもらったら、手書きで返事を出さねば…と思って面倒。ちょっと困る」という人がいると聞いてショック。
もしかして、私の手紙を受け取った人もそう思っているだろうか…と心配になりました。
返事のマナーとは…
手紙に限らず、一般的にはメッセージをもらったら早めに返事を出すのがマナーでしょう。とくに大事な用件や、返信に期日のあるものは急がねばなりません。

でも近況報告や時候のあいさつのような便り(暑中見舞い・寒中見舞いとか)なら、それほど急いでお返事する必要もないのかな…と。
手紙って、そもそも時間がかかるもの。すぐに返事が来ないのは当たり前。
本当に返事を急ぐのなら、電話やデジタルツールを使ったほうが早いですから…。

そういえば、最近は郵便物の到着が遅くなったな…と実感します。
2021年10月から、普通郵便物の土曜日の配達が取りやめになりました。
配達日数も、従来より1日繰り下げられました。これまでは翌日に届いたところでも、2日かかるということ。
土日をはさむとなると、かなり遅くなりますね。
返事がゆっくりでも
私の場合は、とくに急ぎではない手紙なら、返事がなくてもあまり気にしません。
「元気にしているかな、忙しくしているのかな」と思うくらい。返事をもらえたらハッピー、くらいの気持ちです。
便りのないのはよい便り、とも言いますし。
しばらく時間がたってから(数ヶ月後とか)、旅先から絵はがきを送ってくれる人もいました。そういうのも、むしろサプライズっぽくてとてもウレシイ!

でも返事を負担だと思う人もいるのなら…これからは手紙を出すときに「お返事は気にしないでね、読んでもらえるだけでうれしいから!」と書き添えようかな…。
手書きには手書きが常識…?
それにしても、「手書きには、返事も手書きでないと失礼なのでは…」と思う人は、どれくらいいるのでしょうね。
私自身は「自分が書きたくて書く」というスタンスだったので、まったく気にしていませんでした…。
考え方は人それぞれなので、なかには「手書きには手書きで返事するのが当然だ!」と思っている人もいるかもしれませんが…それは今のご時世、ちょっと窮屈な気がします。
最近は、手書きの手紙は少数派。手で書くということ自体が、贅沢で手間のかかることになりつつあります。手紙の返事が電話やメール、LINEであっても、いいんじゃないでしょうか。
(もちろん、相手との関係性にもよりますが…そこは見きわめるとして)

手書きが苦手、でも書きたい…という時は
「せっかくだから手書きでお返事したい。でも正直、大変…」という人には、いい方法があります。
それは、素敵な絵はがきや一筆箋、グリーティングカードを使うこと。これなら文字数が少なくても大丈夫。

イラスト多めとか、罫線太めの便せんを使うのもいいですね。
「お手紙ありがとう!うれしかったです!」だけでも、いいと思うんです。ほんのひとフレーズ、手書き文字があるだけでも、伝わるものって大きいはず。
相手のことを思いながらカード選びをするのも、楽しいですよ。