エアコン必須?!北海道の夏はもはや涼しくない

エアコンのイラスト 住宅設備

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涼しいはずの北海道の夏が…

北海道で生まれ、長年北海道で暮らしてきた私ですが、最近は北海道の気候が変わってきたなと実感します。

とくに…夏が暑くなった!

私が子供の頃(もう50年ほど前ですね…)の夏を思い出すと、確かに暑い日もあったんですが、今の暑さとは質が違っていたと感じます。

洗濯ばさみ

今年、2023年もイヤになるほど暑いです…。

本州にお住まいの方からみれば、まだマシなんでしょうけど…。

暑さの質が変わってきた

北海道でも、昔から気温30度を超える日はもちろんあったんですが、もっとカラッとしていて、日陰にいれば耐えられる暑さだったように思います。

最近は、湿度が高くじめっと暑い、本州のような暑さになってきました。

しかも、以前は夜になれば涼しくなっていたものが、ここ数年、夜になっても蒸し暑いまま…というパターンになってきたんです。

夜中、エアコンなしでは暑さで目が覚める…という状態。眠りも浅く、夏バテの原因になりがちでした。

これでは体がもたない…と、エアコン購入を決めたご家庭も多いのではないでしょうか。

北海道でもエアコンは必要?新築時に考えておきたいこと
北海道は涼しいから真夏でもエアコン要らず…と言われていましたが、最近はエアコンも当たり前になりつつあります。マイホーム新築時に、エアコンを設置するなら気をつけておきたいことを、我が家のケースでご紹介します。

北海道のエアコン事情

北海道のエアコン普及率は、2014年の調査で25.7%(総務省による調査)というデータがあります。

しかし、ここ数年の猛暑で、エアコンを設置する家が増えてきたようです。

家電量販店でもエアコンの売れ行きが伸びており、設置工事が追いつかない、という話もよく耳にしました。

2023年現在、我が家の周辺(新興住宅地)だと、エアコンの室外機が少なくとも1個はある、というお宅が8割くらいという感じです。

ただ、高齢者の住まいではエアコン設置率が低めと聞きます。

「エアコンはぜいたく品」「電気料金が上がってしまう」「扇風機で何とか耐えられるから」と、高齢の親御さんがエアコン設置を拒む…とお悩みの方もいるようです。

「節約しても、熱中症になって倒れたら意味ないんだから付けて!」
「昔とは暑さのレベルが違うんだから!命に関わる暑さなんだよ!」と親を説得したという人も。

確かに、北海道でもエアコンはもうぜいたく品ではなく、必需品になりつつあります。

※追記:2023年9月24日の北海道新聞で、エアコン設置状況に関する記事がありました。北海道新聞「みなぶん特報班」公式LINEのフォロワーにアンケートしたところ、「設置している」という回答が49.2%だったそうです。やっぱり、エアコン普及率が上がっていることの表れでしょう。

寝室のエアコン設置がおすすめ

我が家も今のところリビングに1台設置していますが、寝室にもエアコンをつけておけばよかったね…という話になっています。

やっぱり熱帯夜だと、扇風機だけではツラいんです。

北海道の家は高断熱・高気密。熱がこもりやすいことも、影響しているかもしれません。

かといって窓を開けて寝るのは、防犯上心配ですしね。(補助錠をかけて少しだけ開けておく…という人もいますが)

どうしても…という時はリビングで寝ることもできますが、いちいち布団を移動するのも面倒だし。

まあお盆過ぎくらいまで我慢すれば、たぶん暑さも落ち着くと思うのですが。

これからもっと猛暑化がすすむようなら、寝室のエアコンも購入しないといけないかな…。

エアコンを設置するには配管用の穴と電源の確保、壁の下地補強が必要。北海道でも、家づくりの際には忘れずにご検討ください~。