北海道ではよくある「真冬日」
本格的な冬を迎えると、北海道の天気予報でよく聞くのが「真冬日」という言葉。
真冬日とは、一日中気温が氷点下…ということを意味します。
天気予報で「今日の最低気温はマイナス15度、最高気温はマイナス3度」とかいうのも、北海道では日常茶飯事なのです。
ちなみに札幌市の真冬日の日数を調べてみたら、年間で45日間ほどあるそうです。(ここ30年ほどの平均値です)
つまり、1年のうち、まるごとひと月以上の日数ってことですよね。

こんな日が続くと、水道が凍結することもあります。
最悪の場合、水道管が破裂して大変なことに…。
エコジョーズの凍結予防装置
そんな事態を防ぐため、我が家の給湯・暖房システム「エコジョーズ」には、凍結予防装置がついています。機器内を保温するヒーターや、自動ポンプ機能などです。
自動ポンプ機能とは、水道管の凍結のおそれがある低温時に、自動で配管内の水を動かすというもの。バスタブに水を張っておいて、その水を循環させれば、凍結を防ぐことができるそうです。
もしバスタブが空っぽの場合は、配管内の残り湯が循環口から、自動で出てきます。
そのため、誰もいないバスルームから突然「ジャー」と水の音が…。

最初は「なんで勝手に水が出たの?!」とびっくりしましたが、取扱説明書を読んで納得。
今では、寒い日にこの音がすると、「あ、凍結予防運転だな」とわかります。
むしろ突然の「ジャー」という音で、「あ、今日は冷え込みがきついんだな」と気づくことも…。ある意味、寒さのバロメーターといえるかもしれません。
とくに寒さのきつい日には注意を
天気予報で、とくに強い寒波が予想されている日には、我が家ではあらかじめバスタブに水を張って、循環させるようにしています。
エコジョーズなどを導入していない家庭でも、水をほんの少し流しっぱなしにするというのは、凍結予防に有効だそうですよ。
蛇口をわずかに開いて、チョロチョロと流していると凍らないそうです。ただしマイナス20度とか、過酷な寒さではさすがに無理ですのでご注意を…。