税の無料相談に行ってみた
確定申告のシーズン、まっただなかですね。
税金に関することって、ややこしくって難しい!
私、ちょっと確定申告が複雑なんです。金額は少ないのですが、パート収入やら副業やら、株の売買やら項目が色々あって、申告する内容も毎年ビミョーに変わるので…。
ネットや本を参考に勉強してはみるものの、数字に弱い私はいつも不安だらけ。
税務署で直接相談もできますが、申告時期に入ってしまうと混み合うし予約も必要。
そんな折、新聞広告で「北海道税理士会・税の無料相談」があることを知りました。事前予約も不要だったので、行ってみることにしたんです。
確定申告の書類は、弥生の白色オンラインでほぼ作成済みでした。でもよくわからなかったところや、来年度にむけて心配なところを相談したかったんです。
最初に対応してくれた税理士さんは…
激混みだったらどうしようと思っていましたが、私が行ったときは比較的空いており、すぐに案内していただけました。
指定された相談ブースには、いかにもベテランという感じのおじさま税理士さん。
「よろしくお願いします…」
用意しておいた資料をお見せして、状況を説明しつつ質問をしたのですが…。
この先生、せっかちな性格なのか、とっても早口だったんです。
「あ、おたく様の場合はですね…これこれが○○なので云々…」
マシンガンのようにバーッと説明されてしまい、私は目を白黒。
「あの、それって、どういう…」と何度か質問を試みるも、
「あ、○○は××だから、こういうことで…」とさらに早口で専門用語が続いて…撃沈。
(ああ、ダメだ…私には理解できない…)
私はそれ以上の相談を諦め、「ありがとうございました…」とお礼を言って席を立ちました。
(きっとすごく頭がよくて、仕事も速い税理士さんなんだろうな…。
でも私みたいに数字に弱くて理解も遅いタイプだと、話についていけない…)
ちょっとへこんだまま、私は出口へと向かいました。
理解できないまま帰ろうとしたら…
帰り際、受付の方がにこやかな笑顔で話しかけてくれました。
「相談はいかがでした?疑問は解決できましたか?」
「実は…説明が難しくてよくわからなかったです…」
へこんでいたせいか、思わず本音が出た私。
すると、
「えっ、そうなんですか?…あの、もしお時間が許すなら、他の先生にもう一度ご相談されては?」
「ええっ、いいんですか?」と驚く私に、
「はい、今なら席に余裕がありますから」と。
なんというありがたいご提案!
空いてる時間でよかった~!
再相談の機会をゲット
そして二度目。
今度はさきほどの先生より、少し若めの税理士さん。
きりっとした感じの方でしたが、話し方は落ち着いていて、こちらのつたない説明をゆっくり聞いてくださいました。
そして「それはこういうことですね」と、こちらの状況を確認しつつ、ていねいに説明していただけたんです。
易しい言葉で、具体的な例を用いた説明に、「これなら私でもわかる!」とびっくりしました。同じことを聞いたのに、これほど理解の度合いが違ってくるとは。
相談に来てよかった!と満足して会場を後にしました。
今回は無料だったわけですが、もし有料で個別にお願いするなら、ぜひこういう税理士さんに…と思える方でした。説明のわかりやすさや、話すテンポなど、相性というのも大事だなと思います。
素人相手に、難しい税の説明をするのはきっと大変なことでしょう。でも、辛抱強くていねいに説明をしてくださった税理士さん、本当にありがとうございました。感謝!