家の外壁の色決めは難しい
マイホームの外壁、我が家はリクシルのタイルにしました。素材が決まったら次は色選びです。
何色にしようか考えるのは楽しいけれど…悩みませんか?
ハウスメーカーで外観パースを作る際、カラーシミュレーションもしてくれますが、タイルって立体的な質感が持ち味ですから、パースだけだとイメージがつかみにくいですよね。
そこで、リクシルのショールームやハウスメーカーに伺った際に、サンプルを見せていただきました。
サンプルで確認する時の注意
ハウスメーカーの担当さんからのアドバイスは、
「大きい面になると、サンプルよりも明るく感じる」
「外壁など、屋外で使う材料は明るく見える」
ということでした。自分の希望イメージより一段階、暗めの色を選ぶと無難、ってことでしょうか。
我が家の担当さんは、「日光の下での見え方を確認してください」と、タイルのサンプルを事務所の外に持ち出して、並べて見せてくれました。
たしかに、事務所の蛍光灯の下で見るのと、実際に外で眺めてみるのとでは、印象が違います。
また、タイルは表面が平らなもの、ざらざらしたもの、特徴ある凸凹のものなど様々なパターンがあります。我が家の選んだタイルは凸凹が多めのものでしたので、日光の下で見ると陰影のニュアンスがはっきりします。外で見てみるのって大事だなと思いました。
そうして、色の候補をいくつかに絞り込むことができましたが…。でも、優柔不断な私はまだ迷っていたんです。
なぜって、タイル外壁は、サイディングと違って塗り替えができないから。
一度選んだら替えがきかないですからね…。
一番わかりやすいのは、実物が施工された家
そこで、私が色決めの参考にしたのは、「実際にそのタイルを施工したお宅」でした。
リクシルのタイルは、様々なハウスメーカーで採用されています。そのため、同じ色柄のタイルを使ったお宅が意外と身近にある…ということに気がついたのです。
比較的新しい住宅街を歩いてみたら、何軒かそういうお宅がありました。
これはタイル外壁に限ったことではありません。自分が候補にしたい外壁材が使われているお宅があれば、そこを参考にさせていただくことができるわけですね。いわば、“外壁ウォッチング”。
ただし、近づいてじろじろ見たりすると不審者っぽいので、あくまでさりげなく、散歩しながら遠目に見るだけにとどめましたよ!
天気・時間など条件を変えてチェック
昼間だけでなく、朝や夕方など時間帯を変えてみる・あるいは天気の違う日に見てみると、光の当たり具合が違うので見え方も変わります。
また、住宅展示場のモデルハウスで使われている場合もあるので、それなら近づいてじっくり見られますし、触ってみることもできますね。小さなサンプルで見るのとは違い、イメージがよくわかりますよ!
外壁の素材・色は家の印象に大きく影響します。後悔のないようじっくり選べるといいですね。