先日、ぎっくり腰を経験した私。
ぎっくり腰で動けない辛さは、経験者ならきっとお分かり頂けることでしょう。私も、これほどまでにひどいぎっくり腰は初めてでしたので、こたえました……。
結局、ひとりで出歩けるようになるのに2週間かかりました。ほぼ元通りの生活に戻るまで、ひと月近くかかったかな。
そんな中、療養生活を支えてくれた神アイテムをご紹介したいと思います。
1.ハンドキャッチャー
マジックハンドとも呼ばれるものです。腰が痛くて屈めないので、これは重宝しました。100均にもあるとききましたが、私はホームセンターDCMで、500円弱でゲット。
大小2サイズありましたが、私は大の方(長さ83cm)にしました。このサイズでよかったと思います。床に落とした物を拾う際も、全く腰を曲げずに済み、使い勝手も良いです。
起きてトイレに行く時など、私はこれを肌身離さず持ち歩いていました。だってトイレのフタ開け、ズボンの上げ下げさえツライんですから。
先端の向きが可変で、手元に引っかけ用フックがあるのも便利でした。
2.尿瓶(しびん)
トイレの便座に座るのが厳しいほど動けない時、尿瓶は優れものです。恥ずかしいとか言っていられません。漏らすほうがよっぽど恥ずかしい!
我が家では災害時の緊急用にと購入しておいたのですが、まさかぎっくり腰で役に立つとは!
私は自分でトイレには行けましたが、便座に座ることがつらかったので、恥ずかしながら立ったまま尿瓶を使うという方法をとりました。
若い人だと、「尿瓶」に抵抗があるかもしれませんが……。私は親の介護で使った経験があったので、比較的抵抗が少なかったのかな。いざという時のために、家に1個備えておくのは大事かなと思いました。ドラッグストアやホームセンターで千円前後で購入できます。
3.手すり
我が家のトイレや廊下には手すりがあるので、歩く時の助けになりました。とくにトイレの手すり!
右の腰が痛かったので、右に体重をかけられないんです。左側の手すりにガッツリ体重をかけてようやく立ち上がることができました。
我が家のトイレは2箇所あり、手すりの位置が違うので、使い分けできたのも良かったです。
4.スマホの首かけストラップ
痛みがひどい時は、いつ・どこで動けなくなるかわからないので、連絡用にスマホを手放せません。
首から下げられるタイプのストラップなら、服にポケットがない時も大丈夫でした。
5.電動ベッド
我が家には、かつて親が使っていた介護用電動ベッドがあったので、症状がひどい時はこのベッドを使っていました。
電動ベッドだと、立ち座りが劇的にラク!ベッドぎわに座り、電動昇降スイッチで腰を持ち上げてもらうと無理なく立つことができました。
これがなかったら、立ち座りの度に脂汗状態だったと思います。
老後に備えて、電動昇降機能つきベッドを検討してみるのも、いいかもしれません。