私は太極拳を習って2年ほどになります。
幸い、出会った教室が合っていたようで、ここまで続けてこられました。
太極拳は、動きを一通り覚えるまで時間がかかります。
少なくとも半年から1年、とも言われるくらいです。
そのため、太極拳を習うなら、通いやすさは重要なポイントです。
また、講座によって会場の様子や内容、費用などは結構異なります。
ですから自分にあった教室を選ぶには、複数見学するなどして、比較してみるのがおすすめです。体験レッスンを受けられるところもあります。
私自身も、実際にいくつか見学や体験レッスンをしてから、通う講座を決めました。
というわけで、私自身の経験から、教室選びのポイントをいくつかご紹介します。
教室選びのポイント 1.通いやすさ
交通のアクセスがよいこと
できれば家から近いのが一番。特に北海道のような雪国では、遠いと冬場に通うのがおっくうになってしまいます。
交通機関の運行スケジュールや所要時間のほか、車で通う場合は交通量や駐車場なども確認しておくと安心です。
月謝が手頃なこと
レッスン費用が高いと、なかなか長期間続けるのは大変ですよね。
交通アクセスの良い民間のカルチャーセンターやスポーツクラブだと、月謝は高めになります。北海道の場合だと月に5千円~1万円くらいといったところでしょうか。体験レッスンが有料というところもあるようです。
それに比べ、地元の公民館やスポーツセンターでの講座は、費用が手頃なことが多いです。自治体主催の講座や、市民のサークル活動として行われている場合など、民間施設の半額以下のところもあります。
私の通っている講座も、地元のスポーツセンターで行われており、とても費用が安くて助かっています。
ただ、探すのはちょっと苦労しました。とくに地元のサークル的な団体は、幹事さんがご高齢だとあまり広報活動をしていないことが多くて…。そのため、ネット上で探しても情報が出てこないことがあります。
自治体の広報誌や、公共施設の掲示板などで紹介されているケースもあるので、チェックしてみることをおすすめします。
曜日や時間の都合がつけやすいこと
長く続けるには、無理なく通える曜日・時間がよいです。
私の経験では、レッスンは1.5~2時間くらいというところが一般的。
午前・午後・夜間など、時間帯も様々です。
時間帯によってレベル分けをしているところもありますが、そうでなければご自分の生活リズムを考慮して、通いやすい時間帯のレッスンを選ぶのがおすすめです。
一度休んで間があいてしまうと、前に覚えたこともすぐ忘れてしまうんですよね…。
月謝が無駄にならないように、できるだけ休まずに済む日時を選びましょう。
教室選びのポイント2.教室の様子
参加者の雰囲気
人数や男女比、年齢層によって教室の雰囲気も違います。私が見たクラスでは60代以上が大半ですが、40代、50代らしき参加者もいましたね。
民間のスポーツクラブなどのクラスだと、年齢層が少し若めかな…という気もします。
和気あいあいのところもあれば、すごく真剣でピリッとした雰囲気のところもありました。これは、先生の指導スタイルにもよるのかもしれません。
参加者の親睦を深めるため、忘年会などのイベントを一緒に楽しむところもあるようです。
服装&靴
服装は、動きやすければ何でもOK、という感じです。Tシャツにハーフパンツ、スポーツウェア上下はもちろん、女性は体型カバーできるチュニック&レギンス、のパターンも多い気がします。
サークルでおそろいのTシャツを作っているところもありました。発表会などで着る、という目的もあるようです。
いわゆる太極拳ウェアを着ているのは先生くらいかな…。でもカッコいいので憧れる~。チャイナ服っぽいテイストのウェア、着てみたいです。普段着としても使えそうなデザインもありますね。
足もとは会場によって、裸足OKだったり運動靴だったり様々です。
靴をはく場合は、底が薄めで、足裏の感覚がわかりやすいものがおすすめ。学校で使う上履きみたいなのでも十分かと。
デザイン重視なら、もっとそれっぽいものもありますのでお好みで。
私の場合は、会場の床がフローリングなので、滑り止めつきソックスを使うことが多いです。
教室の内容
私は複数の教室に見学に行きましたが、内容も教室によってだいぶ違います。
太極拳の一連の動き(𡘷路:とうろ)だけでなく、準備運動や気功、ストレッチに時間を長めに割くところもあります。
太極拳といってもいろんな流派?があり、動きそのものはもちろん、難易度や身体への負荷も違うようです。
また、動きに対して、言葉での説明を詳しくしてくれる教室もあれば、「見て覚えること」を重視しているのか、説明の少ない教室もありました。これはやはり複数見比べて、自分に合った指導を受けられそうなところがいいでしょう。
私が以前、体験レッスンを受けたときの記事も書いています。よろしければこちらもどうぞ↓
いかがでしょうか?太極拳の教室見学をする際に、参考にしていただければ幸いです。